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腫瘍内科医一家のニューヨーク滞在記

ニューヨーク研究留学中での出来事を感想を交えてメモ代わりにつづります。

再びヤンキース戦観戦 勝負は下駄を履くまでわからない

2010年05月30日 12時56分02秒 | 日記
 今日、とある方から、ヤンキース戦のチケットをいただくことができたため、家族と再びヤンキースタジアムに出かけた。
 
 今日の座席というか、「部屋」はいつもと違って個人ではいくらお金を出しても決して買うことのできないスイートルーム。部屋に案内されたとたん、家族一同、感謝、感激。

 序盤はヤンキースが完全に主導権を握り、5回終了時点で10対4の大量リード。
 今日こそヤンキースが勝つとご機嫌の息子であった。
 楽勝と思っていたら、7回表にインディアンスに一挙7点を取られて大逆転されてしまい息子が怒り出す始末。この姿を見て、自分が子供のころ甲子園球場に阪神対巨人戦を見に行き、勝敗に真剣に一喜一憂していたことを思い出した。子供に限らず、ヤンキースファンも打たれたピッチャーに容赦ないブーイングを浴びせかけ、球場は一種異様な雰囲気になった。
 まさかのヤンキースの逆転負けが濃厚のため、他の客同様、家族は途中で帰ろうと言いだしたが、あえて最後まで応援しようと説得した。

 もしヤンキースが再び逆転してくれれば、「勝負は下駄を履くまでわからない。」ということを子供心に鮮明に記憶に焼きつけることができるのではという、親ばか特有の甘い期待があった。しかしながら、結果は最終回にJeterのタイムリーで一点を返したものの11対13でヤンキースは勝ち試合を継投ミスで落としてしまったのであった。
 
 もちろん、ヤンキースがまさかの逆転負けをしたこと自体が、「勝負が下駄を履くまでわからない。」といえるのであるが、やはり結末はハッピーエンドに限る。