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腫瘍内科医一家のニューヨーク滞在記

ニューヨーク研究留学中での出来事を感想を交えてメモ代わりにつづります。

一「笑」懸命やれ!?

2012年12月28日 15時23分40秒 | 日記

 先日、ニューヨークで出会った人生の師匠とお会いしました。

 私のように世間から隔離された世界に生きている人間にとって、他業種の世界、世界各地の文化、各国での政治、法律、教育の違いのお話をお聞きすることは非常に勉強になります。

 私の帰国後の話題になったときに、私のふと発した「日本に帰ったら微力ではありますが、一生懸命がんばります。」との言葉に容赦ない一言が飛び、またもや一本とれました。

 「何が一生懸命だ!一生の生の字が違うだろ。日本で医者をしていて餓死することほど難しいことはないんだから。生きていくのに困らない恵まれた状況で何をいってんだ(笑)。先生の場合、生は「笑」の方だろう。日本に帰ったら、変な遠慮はせず、楽しく笑いながら、一「笑」懸命やればいいんだから。」 

 カウンターの職人さんも含めて一同爆笑。伊達にNYの第一線でご活躍されたわけではありません。

 この年になっても、厳しいながらも有り難い励ましをいただけることは幸せなことです。

 自分もいい年齢の重ね方をしたいものです。

 

 

 


12月27日(木)のつぶやき

2012年12月28日 04時03分28秒 | 日記

時事ドットコム:中国外交文書に「尖閣諸島」=日本名明記、「琉球の一部」と認識-初めて発見 jiji.com/jc/zc?k=201212… この証拠に対して中国政府がどのようなことを言ってくるか見ものです。アメリカも尖閣諸島が日米安保の対象である旨を決議するなど日本に追い風か。



12月23日(日)のつぶやき

2012年12月24日 04時59分55秒 | 日記

〈新ポリティカにっぽん〉民主「最強の57人」に重責 - 朝日新聞デジタル t.asahi.com/93eu 頭がおかしいとしか思えない筆者の単なる私見に怒りを超えてあきれました。辻元氏に比例復活を許した松浪氏の体たらくに「喝」ですな。(失笑)龍馬があの世で迷惑してまっせ!



海外から母国の政権交代を見届けて

2012年12月16日 23時39分49秒 | 日記

 昨日、衆議院議員総選挙が行われ、民主党政権は崩壊しました。

 今回は日記代わりに思いつくことを書き連ねることをご容赦ください。

 暗黒の三年間余りとされる民主党政権の期間中、私は海外生活をしておりましたので、民主党政権がどれほどひどかったかについては実感は乏しいのですが、インターネット等から伝わってくる報道によると日本の凋落の流れは決して止められなかったようです。

今年の夏に刊行された英国エコノミスト誌編集部による「2050年の世界」

http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784163755007

による予測では、2050年頃の日本国については以下のようにふれられております。

・人口は3000万人減る
・GDPは世界5~8位まで低下
・ギリシャのような破たんはない
・カイゼンから創造的破壊へ
・北朝鮮崩壊と、それに伴う「日中新時代」の幕開け

「フクシマ原発事故は世界に日本の勇敢な姿を見せたと同時に、予期されてしかるべき大きな問題に対して、それに目を背ける日本人の能力の限界を世界に知らしめてしまいました。」

と述べられているように、最も由々しきことは、われわれ日本国民が近い将来に迫っている危機に対しても問題の先送りをし続けており、諸外国がすでにそのような日本人の能力をとうに見透かしていることです。

すべての問題は、少子化による人口減少から始まり、それが負の連鎖をして日本の経済規模の縮小、国際競争力の低下を招いて行くことでしょう。そうなれば、脱原発(卒原発?(笑))のための資金や防衛予算の確保も困難になってくることでしょう。

今回の総選挙における争点として、昨年3月の東北大地震を受けての脱原発、近隣国による主権侵害にそなえて、憲法改正、自衛隊の「国防軍」への格上げ等が叫ばれていたようですが、我が国の将来にとって最優先課題は、実のところ「少子問題の解決」と未来の日本を背負う人材を育てる「公教育の充実」のように思われてなりません。しかし、後者においては、我が国には「アキレス腱」を抱えていることは周知の事実です。個人的には、正々堂々とこの「アキレス腱」のことを非難しつづけることができる橋下大阪市長には今も期待しております。しかも、氏には野球チームを作ることができるぐらいたくさんの子供がおられ個人的に少子化対策にも貢献されています。(さすがに、これは冗談です。いちびってスイマセン(笑)。) 氏には「正論」を世の中の人に訴えかけ、多くの民衆に関心を傾けさせることができる能力があるわけですから、今回の維新の失速の原因を真摯に受け止め、取り巻きの人たちの選択をもう一度考え直して頑張っていただきたいものです。