天と地の狭間で

2007年4月3日をもって、引っ越しを行いました。

誇り、ということ。

2005-10-16 | 静流
誇りとは、何でしょうか。
私にとっての其れは、己の礎であり美学です。
常に己に誇る事の出来る自分でありたいと願い、生きています。

無論誇りだけでは、ご飯を食べる事は出来ません。
ご飯を食べる事が出来なければ、必然として死んでしまいます。
それは、生命体としての死です。
そして誇りを捨てる事は、意志ある者としての死です。

私は、生命体としての死はさして恐ろしくはありませんけれど……意志ある者としての死は、とても恐ろしいと感じます。
咲いて散るのが定めなら、せめて美しく。
美の基準は様々ですが、少なくとも己の美学は己の真実。
誇りを捨て生きる百年よりも、誇りに殉ずる一日を、私は願って止みません。

……まぁ、誇りを貫き百年生きる事がより良い事ではあるのでしょうけれど、それはあまりにも贅沢な願いですし。

10/18追加
カレンさんのお部屋で、「他人に壊される程度の誇りは云々」と指摘されましたので、追加説明をば。
私の言う誇りとは、自分以外の誰にも壊されたり穢される事はありません。
己の定めた美学に自らが反する事こそが、誇りを失うという事です。

百年生きても千年生きても、自分自身が満足できない命では意味が無いと。
私は、そう考えています。
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