ヘンリー五世

２０１９年３月８日　　シアタードラマシティ　梅田

吉田鋼太郎演出
シェイクスピア

劇場は満席で熱気がすごい

６年前の「ヘンリー四世」の映像が映し出されて始まる

若い桃李くんに観客はうっとり

あらすじを頭に入れておいてよかった

語り手の鋼太郎さんに導かれ

観客は時の旅路へいざなわれる


ヘンリー五世となったハルは名君となっている

悪友たちとの縁も切り国政に従事している

だが、放蕩を尽くした付けはまわってきて

フランスから悪評のそしりをうける

これが大きな戦いの火ぶたとなるとは


膨大な量のせりふを流れるように語るヘンリー

良心と国を守る王の威厳との間で葛藤する若者

恵まれた容姿に負けない声の良さ

セリフの力強さ

狂気と正義感と色香

誰もを虜にする魅力がある


客席最後列からの観劇だったが桃李氏のキラキラを

十分に感じた


殺陣のシーンも演者が全力でつとめ

迫力があった（想像力発揮）

客席も使った演出はうれしいもの

ドキドキしてしまった

鋼太郎さん素敵でした☆


笑いのシーンもたくさんあって

ネギの下りは・・・もう・・


ラブシーンはキラキラしすぎて直視できませんね


いろいろな要素がつまっていて

おなかいっぱい(*^^*)


カーテンコールは５回も

深々と頭を下げる桃李くん・・・天使か

観に行ってよかったと心から思った