医療の取返しのつかない罪

2019-07-18 13:07:20 | 日記
そんなこと…毎日何処かで起こっているよッ!

昨夜のがん検診のミスで胃ガンの患者さんが無くなったというニュース

私の場合はふたつ有った!

ひとつ間違えれば今私は生きていなかったかもしれない…

ひとつは膣癌…

乳ガンの手術が終わり、放射線治療の日程が決まった頃…

僅かな出血が有った

慌てて子宮体癌肉腫で経過観察中の医療機関に行って生検を受けた

がんセンターで受けたPET検査にはその影は無かった

結果は…放射線の影響による出血…癌ではない異常細胞!?

まだ放射線治療は始まっていない!

その医師は自分が間違った情報を流したことを詫びるでも無く…

異常細胞ってどういうことですか?と聞く私に…

患者が全部知る必要はない!と言い放った!


私は診察室を出ると同時に看護士を呼んだ!

地域連携室に転院を依頼するためだった…

転居して戻って来たら私の主治医は辞めていなかった

市民病院の副医院長で婦人科の部長医師…

古いタイプのおじいちゃん医師だった…

術後の順調な経過観察中でなければ…

もっと早く主治医の変更など考えていたと思う


結果…癌だった!

それも膀胱の裏側に…

この発見が遅れていたら…最低でも…私は間違いなく膀胱を失い、辛い生活をしていただろう

どれだけ本人が検査に行っても、こんなことは日常茶飯事と言っていいほど起こっている!

ただ表に出ないだけだ!

そこには大きな壁が有るし、個人の力では中々超えることは出来ない!


もうひとつは大腸癌…

これは婦人科のPET検査で見つかり、大腸内視鏡検査をしたら良性ポリープだと…

この病院は検査と手術が別で…

一般の病院では大腸内視鏡検査中にポリープが見つかれば取ってくれるが…

医師に生検してないのに大丈夫ですかと尋ねると…

検査液をかけて調べているから大丈夫ですと太鼓判!

膣癌の放射線治療を優先して3ヶ月後の切除になった

結果癌だった!

そう言えば大腸ポリープは放っておくとほぼ癌化すると…聞いたことが有った

アノ頃の私は乳ガンになり膣ガンになり…

大腸はセーフ!なんて少しホッとしたことを思い出す

でも時折…グロテスクな青や緑やに色付いた大きなポリープが頭をよぎっては消えていた


ねッ!日常茶飯事でしょう〜

私は沢山経験したから…なんとか気付きもあり、その後のラッキー?な出会いもあり…

なんとか今生きているけれど…


癌を告知されるあの絶望感!

問題なしと知らされるあのホッと胸をなでおろす幸せ感!

ふたりにひとりが癌になる時代ですから…

医者任せにしないで…

検査したからと安心しきらないで…

それでも体調が改善されなかったら…

他の病院を受診しましょうね〜

私は乳房と骨盤内で進行スピードが遅い癌だったことで命拾いしたと思われます

でも進行も転移も早い内臓部のガンは…

昨夜のニュースのように胃癌で3ヶ月後に専門機関を受診したけど手遅れ…

翌月亡くなられたそうですね


カラダって小さな信号出しているんですよね!

アレッ?って気付いても中々動き出せない!

せめて…こんなニュースを見た時だけでも…

自分のカラダの内側にココロを傾けてみたいものですね…


写真は少し前に近くに朝取り近郊野菜のお店がオープンして…

ルンルン♪で購入した野菜たち♪

イヤなお話しの息抜きに…