絵画と建築の融合

建築設計の傍ら絵画を描いています。そんな中で気付いた事などを書き込んでいます。

山田町

2011-06-06 15:24:58 | 日記
 山田町には、diskライブや南郷ジャズフェスで30年来の友人と、これもdisk繋がりのMOA有機農法の会の方と、支援物資(事前に希望を聞いて虫対策のアースノーマット)を届けてきました。



無事支援物資を届けました。
福士さんには、その他CD2枚届けました。(西村 由紀江さんと、今年の青龍寺ジャズフェス出場のクリスチャン・ジェイコブ・トリオ&メロニー・アーバイン)
山田町にもピアノを届けられたら・・・



被災の時を示す郵便局の時計



波に押されて吹っ飛んだ防波堤。重量100トンは有ろうかと思います。土木は鉄筋が入っていない。そして定着筋も無い。

この付近は全て被災し、木造建物はほとんど撤去が終わったそうです。

知り合いを尋ねて支援物資を届けたと言う事から、偶然にもこの付近の方からお話を聞かせて頂きました。



防波堤の内と外、防波堤により波の勢いは抑えられている事は解ります。



 地場の杉材による仮設住宅。プレファブメーカーによる仮設住宅以外に作られている事は地元の為にも良い事です。
 前回も書きましたが、大手ハウスメーカー(ダイワ等)による、海沿いの振興住宅街が今回の被害を広げたのですが、仮設住宅も大手プレファブメーカー(ダイワ等)が主導権にぎっています。下請けは安く使われているそうです。
 そして、復興の為の都市計画もダイワ等が行う。大手ハウスメーカーは、震災直後から、営業目的と思われる現地調査を行っていたとも言われています。
 
 そして私たち現地の建築家は、ボランティアに明け暮れています。
     ・・・全く変な国です。
 そんな事に負けず、コツコツとできる支援を此れからも続けていこうと思います。