日露戦争でバルチック艦隊と戦った戦艦三笠が記念館として展示されています。東郷平八郎が指揮を執った連合艦隊の旗艦です。司馬遼太郎の「坂の上の雲」のシーンが思い出されて感慨深いものがありました。
海上自衛隊の自衛艦も大きさの違いがありますね。隣の船と大きさの違いがよく分かると思います。様々な形の船があって楽しめました。
南極観測船としての役割を終えた「しらせ」も停泊していました。舳先の下部の塗装が剥げているのは氷を割った時に剥げた跡です。3M位の氷を割って進める能力があります。氷に乗り上げて船の重さで割って進みます。
国産のイージス艦です。アメリカのイージス艦を手本にして作成しているらしく形がそっくりですね。八角形のレーダーもそっくりですね。ところで、イージス艦といえば福井晴敏の「亡国のイージス」を思い出してしまいます。なかなか面白い小説だと思っていたらすぐに映画化されました。本の方が面白かったですね。
船尾に日章旗が見えます。こんな所に旧日本軍を感じますね。
これは自衛隊の船ですが、潜水艦がトラブルになった時に救助する船です。中央の空間が開いた所が作業する場所です。
役目を終えた船は標的艦として最後を迎えます。ミサイルの標的としてミサイルの威力を確かめるのに使われます。艦に1mごとに線が塗装されています。
舳先のアップです。
舳先が面白い形の船です。
遠くから見てもかなりの大きさなのが分かりました。平時でも横須賀にはアメリカの艦船が停泊しているのですね。平和に見える日本の裏の顔を見る思いがしました。