人工知能と保育士

人工知能の活躍というのが期待されている。
これからは、確かにそういうものに頼っていくべきだと個人的には思ってる。
といっても…すべてを任せるわけではなく、人よりもAIがやったほうがいい仕事というものがある。

そういうのがデータの収集とか、グラフをつくるとか、そういったデジタルデータに関わるものだ。
当たり前だが、こんなもん…どう考えても人間よりAIが見たほうが抜け漏れは減る。
それとは反対に、AIに不向きなことといえば、創造性。
ここを人間がもっと考えてよりよくできる新しいことをつくっていくというのがいいんじゃないかと思ってる。

で、AIにかんするニュースでなかなか興味深いものがあったので紹介する。

厚生労働省の調査によれば、平成29年度末に必要な保育士は46.3万人。平成25年度の保育所勤務保育士37.8万人と、平成29年度末までの自然増加分2万人を差し引いた「6.9万人」の確保が急がれています。
そんな保育現場に革命を起こすとして、注目されている「保育のAI化」。実際に現場で働く保育士は、AI化についてどう思っているのでしょうか。

保育士を対象に、「自分の職場にAIが導入されること」について伺いました。
業務負担の軽減は実現できるのか？「保育のAI化」現場保育士が6割反対｜保育のお仕事

で、結果色々とアンケートを取ってるんだけど…「賛成か反対か」でみると半数以上が反対している。



思ったよりも多いなーと思ったけど…。まあ、保育士さんの場合、AIが何をしてくれるのかっていうのを…
そこまでちゃんと理解してない人も多いから、得体のしれない物への恐怖心からそうやって反対するのもわからなくはないんだよね。

ちゃんと何をするのか、そのメリットはなんなのか、っていうのがわかれば段階的にでも導入したいと思う人も多いはずだろうけど。
まあ、自分は保育士さんではないのでそこまでいけるかはわかりませんが…。

でも保育士さんの求人を見てると、全国各地で募集がすごいかかってる。
ここの求人もさらっとだけ見たけど、東京エリアだけで2000件以上の案件があったよ。
東京都の保育士・幼稚園教諭求人｜エリア別｜保育のお仕事

これだけの求人募集…それだけ保育士さんが足りないという状況。
多分、ただ給料を上げたくらいじゃどうにもならないところまできてるんじゃないのかな。
そう考えると、保育士さんの働き方というのをそもそも変えていかないとだよね。

ちなみにこれは介護士さんにも言えることだけど…。

いずれAIというものの認識が広まって、人を手助けるようになっていけたらそれが一番いいのかもね。