いつか乗ってみたいと思っていたMT-03がどんどん進化している
MT-03は320ccという少ない排気量にもかかわらずパワフルでスポーティーなバイク。
もしこれからEVが義務づけされ、「ガソリンバイクは1台だけしか乗れない」となったら、迷わずMT-03を選ぶだろう。
確かにMTシリーズは250~1,000ccまで幅広いラインナップがる。
だけどあえて300を選ぶのは、普段づかいもできてバイクの醍醐味も味わえるから、絶妙なクラスなんだよね。
まあ、車検料はかかってくるんだけどさ。
しかし今回はEV化しなくて正直ちょっとホッとしているところ。
それぞれのバイクメーカーはEV化に向けて声明を発表し本格的に動き出している。
- ホンダ・・・2030年までに350万台販売すると発表。
- カワサキ・・・2025年までに10車種以上EVやHEVにすると表明。
- ヤマハ・・・2050年までにバイクの90%をEV化するという目標を公表。
れを見てもヤマハは、他社と比べてEV化戦略をスローペースに進めるのかもしれないな。
ところで、バイクメーカーは、環境性能に優れた「ビジネスバイクシリーズ」と銘打って社会に秋波を送っている。
日本郵便やマック、レンタルやサブスク…と、デリバリー市場でEVバイクは普及し始めている。
だからガソリンバイク好きな我々はヤキモキした気持ちになる。
そこで、今後のバイク業界の影響を勝手に予想してみた。
EV社会のバイク業界への影響
「バイク屋や用品メーカーが激減する!?」
メンテナンスやパーツの需要が減り、これまでのようにバイク修理ができないようになってEVの制作・販売会社の独占になるんじゃないっかって話。
「新規参入のバイクメーカーやEV化サービスが登場!?」
これは上の話しとつながることで、海外でもベンチャー企業が参入してきている状況を鑑みれば当然だろう。ちなみに日本でEVバイクを販売する新興メーカーにaideaとかあるしね。
「中古車業界はインフレで需要がばく上がり!?」
さらに、中古車業界でも大きな影響があるはず。
新車購入時のバイクのユーザーの心理調査みたいのがあった。
それによると、バイクの性能や趣向に意欲的だった理由の層は、全体の約5%だった。
残り95%は環境性能や走行コストなどが購入理由だった。
すなわちバイクを単なる足として考えている人が圧倒的に多いってこと。
よって今後バイクはEV車ばかりになってゆけば、それらが古くなったら中古市場に山のように積み上がるだろう。
そして中古EVバイクはバッテリーの寿命や性能の低下は再生できないし、修理にコストがかかりすぎるから、単なる消耗品ということ。
しかし裏を返せば、半永久的に乗れるガソリンバイクは中古車市場で生き返り、中古市場にしかないってことになり、当然高騰してくるって予想が立つ。
だから、今このMT-03を購入しておけば、今後めちゃくちゃ値上がりする可能性は高いはず。
すでに中古車業界はバイクに関わらずだけど売るモノがないというインフレ状況だしね。
▶参考:バイク買取バイクワン
だけど、コレはまだまだ序盤なのかもしれないな。
と、いうことでこのMT-03は唾付けておこうかな。
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