飼い猫の毛で遊ぶ２

　洗濯機のうえにいた猫を捕まえた。先週の続きで猫毛を頂戴するためだ。ブラシにはダウンのように暖かそうな和毛がどんどん取れる。
　保温力が下がるのは気の毒だが、仕方ない。しかしこれほど毛をこそげてもハゲないのはなぜだろう。
　さて、原材料が無事調達出来たので、前足、後足をつくり、なんとか形になった。（写真）
　我こそは、猫毛人形の第一人者だと思ったが猫フェルトでネットを検索すると立派なブログや本がある。がっかりだ。
　家内はそんな本があることを知っていたらしいが、子供のように熱中している夫を黙って見ていた。男の扱いをよく知った嫁である。
　できあがった猫毛人形は飼い猫の襲撃をさけるため食器棚に納められた。そして今日もガラス越しに夫婦の食卓を見守っている。

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