地元企業に発注を

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　私たちは、原材料をすべて地元企業から調達しています。地域の企業がともに成長することを強く願っているからです。
企業理念にも「地域社会への貢献」ということを謳っています。私は大阪の西区で生まれ育っています。この街が好きなのです。そして企業家としては、大阪の人々の暮らしに微力ながら寄与できればと考えるからです。地元から調達するということは、購買価格は最安値ではありません。原材料費に跳ね返ってきます。利益は減り、売価も少し上がります。しかしこの方針を変えるつもりはありません。
　為替レートや人件費の安い国でのグローバルな調達は大企業では当たり前のことです。そうやって大阪からたくさんの仕事が消えてしまいました。また、印刷業は基本的に海外製造がやりにくい業種でもあり、今のような価格競争が過重な労働を条件を生む一因となっています。在飯企業、そして特に官公庁や自治体は地元企業からの税収を確保する意味でも優先発注をしていただきたいと思います。　


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