政治家のことをとやかく言うまえに

本当に日本国のことを考えているのでしょうか。大企業の経営者たちです。震災対応も含み財政が崩壊しかけの日本にあっても、海外調達をさらに進めようとする。また法人税を下げないと企業拠点の海外移転が進むとおっしやる。

企業、株主が第一で愛国心は順位が低いようです。国に金がなければ年貢は上がります。当たり前のことです。我々が法人税で国をささえるのだ、だから消費税を据え置いて、法人税を上げろという経営者は一人もいません。

いまの政治にはとても任せられないという思いがあるのでしょうか。

それぞれの利害思惑を超え、政経官民一体となってこの国難にあたるべきときです。

戦後の復興は企業がお金を儲け、高い法人税を納め国を豊かにしてきたのです。

もはや戦後ではないというタイミングで法人税を大幅にさげるべきだったのでしょう。
その結果政府が肥大してしまいました。

今、この国難に際し、松下幸之助さんがおられたら、なんとおっしやるでしょう。

ナショナルがパナソニックになったように、すべての企業が生き残りのため国や国民ををすててグローバル化に進んでいます。企業家精神の堕落を象徴しているように感じます。

すべての企業はまず国民のためにあれ。

中小企業は地域住民とともに、大企業は国民とともに。

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