プラスαの価値があるかないか

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　デフレ経済のなかで価格競争力を高める手段は製造原価、仕入れ価格を落とすしかありません。モノは海外で安く作ることができます。ますますこの傾向は顕著になるでしょう。加工精度や特殊さを売り物にしてきた日本ですが、猛烈な伸びをしめすアジア勢の努力で、存在感と市場は急速にしぼんでいくでしょう。

　サービスはどうでしょう。対面サービスの対価はその国の人件費以下に押さえることはできません。どうやら市場が必要と認めるサービスを創りだして提供することが大切なことのようです。

　そのうちに消費税は２０％近くまで上がります。国が破綻する前に手を打つでしょう。弟が暮らすドイツでは早くから消費税は高く、普段の税金対策で自分たちでできることは車の修理から家の改装まで自分でしてしまいます。消費者は高い消費税を払っても手に入れたいサービスやモノを選択しています。

　私たちの仕事もプラスαの価値をご提供できるものでなくてはなりません。
　
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