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2004/10/17 聖なる淫乱

2004-10-18 09:07:18 | スターウォーズ以外の映画
やけに心に引っかかったので、
「吸血処女イレーナ 鮮血のエクスタシー(ヘア無修正完全版)」1973年フランス=スペイン作品
をもう一度見た。

やはりこの作品すごいな。
ユーロ・トラッシュ映画(直訳すればヨーロッパのゴミ箱)というか、
耽美ホラー(怖くないけど)の面白さがやっとわかってきた。

意味が全然わからないカット割りやシーンが多いのだが(そしてそれはハリウッドでは必ず削られる)、
これがないとこの映画の深底に流れる、ジェスフランコ監督独特の世界観は成り立たない。

音楽も変で、セックスシーンでアメリカ横断ウルトラクイズのテーマの暗いバージョンや、徹子の部屋みたいな音楽が流れて、観ているものは混乱する。
アメリカ映画では絶対流れない類の音楽。

なんなんだろうこの、悲哀は、哀愁は、憂鬱さは、陽の光の冷たさは、
霧のようなモヤモヤ感は、聖と俗のあわいは、
憎しみと愛の亡羊は、苦しみと快楽の傷の舐めあいは。

明るさがこんなに暗く感じられた映画は、はじめて。
相矛盾した二つの感覚がモヤモヤした空気の中で見事に融合している。

ジェス・フランコ監督作品をもっと見てみたい。
どうやらコメディーもあるらしい。

リナ・ロメイもすばらしい女優だ。
演技は酷いかもしれないが、なんだあのたたずまいの魅力は。
眼が白痴みたいに純粋で、なにを考えているのかさっぱりわからない。
聖なる淫乱。
もっと見ていたい、他の作品も見てみたい、と強く思わせる女優。

そしてスペイン人独特の陰毛のフェロモニー。
陰毛はやはりスペイン人かロシア人に限る。
長さはないが、漆黒で密度が濃い。

アメリカのポルノのなにが嫌いって、陰毛が一番嫌いだ。ふざけやがって。
芝生じゃないんだから刈り揃えるなって!
陰毛刈りそろえて、なにが資本主義だ、この野郎。
あそこには自由という名の束縛があるだけだ。


話はそれたが、
この作品、公開当時はそんなに話題にならなかったが、
いまだに全世界各国で、さまざまなヴァージョン(ハードコアやホラー)で
売られ続けているのがわかる気がする。

一度見ると、妙に心に残って忘れられなくなってしまうのだ。

2004-10-14 スーパーモーニング 鳥越俊太郎

2004-10-15 06:18:09 | 惚れ惚れ
朝はテレビ朝日の「やじうまワイド」から「スーパーモーニング(本人達いわくスパモニ)」と決まっておる。


赤江珠緒アナ(28) +2(+2)



女子アナは基本的にあまり好かんのだが、彼女はいいね。
きっちりくっきり濃い眉毛。
ばんやりして話の流れについていけないおっとり感。
きっと渡辺宜嗣と鳥越俊太郎の二人の司会者(?)にうんざりしていながらも愛着を感じているのだろう。
なんだかよくわからんがかわいい。
3人のなかで足が一番長くて、いつもテーブルからはみでてる。

陽か陰で言ったら、陰。
それがいいんです。陰の女はいい。

それにしても渡辺宜嗣と鳥越俊太郎のスパモニ、最初は視聴率最悪で
しかも二人が醸し出すハーモニーが気持ち悪くて、
どうなる事かと思ったが
なんか二年もやってると慣れてきた。
ふたりのやりとり(会話になっていない)を楽しめるほどに。

だけど鳥越俊太郎の髪型(巷では俊サマブロウというらしい)はいつ観ても慣れない。
しゃべるたびにプルプル震える髪型で特許申請中とか。

鳥越俊太郎 +1(+1)

2004-10-12「吸血処女イレーナ 鮮血のエクスタシー(ヘア無修正完全版)」

2004-10-15 06:02:14 | つれづれなるまま
DVD「吸血処女イレーナ 鮮血のエクスタシー(ヘア無修正完全版)」鑑賞。
1973年フランス=スペイン作品
ヨーロッパではカルト的な人気を誇る耽美派の鬼才、ジェス・フランコと異端のカルト女優リナ・ロメイの初コンビ作品。

こりゃひどいな。

やっぱヨーロッパって頭おかしい。
イタリアンホラーもアメリカより残酷極まりなくて変態的だが、
このフランスホラーはまた違った意味で、変態的。

言葉をしゃべれない女が男を次々誘惑し、
最後にフェラチオしチンポから血を吸い取って殺してしまうというどうしようもないストーリー、
展開のテンポの悪さ、
画面に全然合わないやけに軽快なピアノの調べ。
変に映像に凝ってておかしい。

クズ映画の醍醐味を味わえる快感に酔いしれました。
気持ちいい。ここまでやってくれると。

B級ホラー映画にも二種類あって、
くだらないんだけどテンポよくがんがん突き進む映画と、
どうしようもなくチンタラうんざりの映画がある。

たとえば
冷や飯に味噌汁をぶっ掛けてガツガツ食うネコマンマが前者だとしたら、
後者は、本当に安くてまずい居酒屋「さ○ら水産」の、どす黒いマグロの刺し身。

そのどちらも俺は大好きだ。
そして「吸血処女イレーナ」は後者のどす黒いマグロ。
まずくて美味しかったです。

ちなみに主演女優のリナ・ロメイいわく、
「私のことを露出狂だっていう人がいるけど、私のパーソナリティとして喜んで受け入れるわ!」
とのこと。
だからこの映画でも、圧倒的に無意味な裸が多い。オープニングから陰毛。

いやー映画ってほんとにいいもんですね。

2004-10-11(土) 「欲心」

2004-10-15 05:31:05 | つれづれなるまま
中野スタジオアクトレにて、伊トウ本式「欲心」 (作・演出:伊藤勇剛 )を観る。

伊トウ本式は観た事が無かったが、役者に実川義朗さんが出ているため、初見。

結局のところ、やはり二時間半の芝居というのは長い。
会場を出て客たちが「どうだった?」「うーん。長かった、尻痛い」。
こういう感想をまず漏らさねばならないというのは、明らかに損だ。
演出家はそのことにもっと自覚的であるべき。

どんなに料理がうまい定食屋でも、店員のサービスが悪いと不味くなる。
それぐらい致命的だと思う、二時間半というのは。
俺は尻の血流が悪くなって、大切な尻に腫れ物が出来るのではないか、
とそればかりを心配していた。

ところどころ面白い演出はあったが、
やはりその場しのぎの演出であって、
全体としてみるとまとまりにかける、というのが正直なところ。
これを1時間半~長くて2時間に、かっちり仕立て上げれば、もっと面白くなったと思うのだが。

削るのは作家にとってツライだろうが、削って削って引き締めた肉体を見たいのだ。

あと、ラストは恥ずかしかったと、俺は思う。
えっ、こんなラストでいいの? 逃げじゃないの?
すなわち生前ひどい扱いをした死んだ妻からの手紙が見つかって、
その愛ある内容に、主人公涙するというラスト。

せっかくそれまで、男臭い芝居でよかったのに、
最後になぜかお涙頂戴の甘ったるさ。後味が悪い事この上ない。

日本酒を散々ぱら呑んだ後に苺のショートケーキを食べるようなもんである。

もう少し考えようがあったのでは。

中野の北口と南口を繋ぐガード下で、素人の描くマンダラ展がやっていた。
やばい。すごい。
「母さんありがとう」「地球さんありがとう」というような文字が一面びっしりと書き込まれて
マンダラを形成しているのである。
それも一文字0.5ミリぐらいの大きさでみっしり、びっしり、隙間なく「母さんありがとう」。

そこまで感謝されると母も困る。

その後回転寿司を呑んで、
ベルシステム21。

2004/10/10 「右利きマンの素晴らしさ」

2004-10-15 05:03:38 | つれづれなるまま
新宿3丁目パンプルムスにて、
ニセ劇団「右利きマンの素晴らしさ」(演出・丸二祐亮)を観る。

煙突掃除隊との明らかな変化は見て取れ、
それによって失ったものもあれば得たものも有るのは当然だ。
良くも悪くも、前進とはそういうものである。

失ったものは、尖んがった感性(攻撃力)。
得たものは、まとまりへの意志。

「(脳内麻薬における)トリップ」とみずから銘打ちながら、
まとまりへの意志が垣間見えるというのは、
矛盾であるが、
その矛盾を引き受けようとした、丸二の心意気は推して知るべし。
それについて私は何も言う資格はない。

ただ、やはりもう一歩というのが、正直なところ。
まだニセ劇団第一回目、将来が楽しみである。

芝居後、丸二たちと打ち上げに参加。
丸二「煙突掃除隊は毎回いつでも辞めていいという思いでやってたけど、
ニセ劇団は続けていきたいと思ってるんだよね」
うむ、なるほど。

智恵さん、キクリン、美咲さん、北斗たちとも話す。

智恵さんという人は、本当に興味深い人だ。
俺の感性や好みと智恵さんの感性や好みは、
決定的に違っている事に改めて気付く。
たとえばお笑い芸人一つとってみてもだ。

安田大サーカスの団長安田が、「なんか色気有るよね」とキクリンと話していたら、
智恵さんは「うーん、別に……」

俺が面白いと思うものは、彼女は別に、という事が多い。
なんなんだろうこの違いは。
そしてこれこそが俺にとっての智恵さんの魅力だ。

おもろい。

2004-10-05 「悪魔のしたたり(原題 Blood Sucking Freaks)」

2004-10-08 02:53:56 | スターウォーズ以外の映画
ヤフオクで購入した「悪魔のしたたり(原題 Blood Sucking Freaks)」
米1974年 監督 ジョエル・M・リード

鑑賞。
やっぱこれだね。最近俺が見失っていたのはこれだよ。
これは女子供には絶対見せられない(見せてみたいけど)。
昨今の和製ホラーやらホリウッドサイコホラーやCGホラーはくたばっちまえ。


(このあとたくさん書いたのだが、操作ミスで全消去……呪いだ)

携帯から

2004-10-06 17:35:39 | つれづれなるまま
テスト

2004-10-06 タモリのオールナイトニッポン

2004-10-06 00:59:59 | つれづれなるまま

タモリのオールナイトニッポン(1979年11月14日 ゲスト:中島みゆき)の音源を入手してしまった。
タモリの週刊ダイナマイクの音源を収集していたら、偶然見つかったのだ。

怖くて
もったいなくって
もったいなくって
怖くて
オロオロして
まだ最初の五分間しか聴いていない。
もったいないんです。
有難いんです。

「下落合焼き鳥ムービー」が昭和54年公開だから、ちょうど同じ頃の音源。
うひょー。

おそるおそる
ちょっと聴いたところ、
タモリのトーク、すごく男臭いというか、野性的というか、ギラついてる感じでした。

ドキドキしちゃうわ、あたし

やる気のあるものは去れ!

2004-10-05 12:37:06 | つれづれなるまま
明日のテレホンショッキングは井上陽水だ。
必見だ。

ラジオの「タモリの週刊ダイナマイク」に初のゲストとして井上陽水が出たときは、
めちゃくちゃだった。
タモリの占いコーナーに陽水が相談したり。

まああの番組はいつもめちゃくちゃでよい。

冒頭からタモリが「やる気のあるものは去れ!」と叫んだりする。

今年は10/31から。
毎年プロ野球やってる時期はやらないのだ。

2004-10-05 blog移行 まんちょるげ

2004-10-05 12:21:36 | つれづれなるまま
かっこいいかんじだ。