SMをもっと日常的に捉えたい

人間をSとMに分類することにほとんど興味がなかったのだが、
最近サディズムの素養を持っている女性が直感的にわかるようになってきたような気がする。

まずとにかく「私Mなんです」という自称M発言には騙されてはいけない。

Mっぽくみせときながら、男を東奔西走させ下僕のように支配する、水面下サディスティン。
男に奉仕されることに「申し訳ない」などと思わず、素直に受け止められる女王の資格。

ムチやボンテージファッションなんかはどうでもいい。
ロウソクとか浣腸とかどうでもいい。
外面の問題ではない。
（黒の本革ロングブーツでヒールが最低5センチ以上が似合うということ、これは俺の趣味の問題で、本質的なことではない）
そういうおどろおどろしいイメージでSMを捉えられると、敬遠されるもとになる。
SMとはもっと日常的なものだ。

自分がSだということに気付いていない女性があまりに多すぎる。
悲しい現実だ。
多くの女はどういうわけかMになりたがる。これは男性側の問題でもある。
世の男はとかく女にM性を求めてしまっているから。

本当はS女なのに、自称Mを（あるいは無意識に）装って、S男性と付き合っている女を見ると、お互いにとって不幸としか思えない。悲劇だ。余計なお世話だけどね。

その女の本質的なS性に気付いたら、
S性をもっと掘り出してあげなければ。
逆調教とでも言おうか。
高いプライドを傷つけず、おこがましくならないように気をつけながら。

そういう日々の努力。
年月も必要。