こんにちは。
というよりもうすぐ夜ですから「こんばんは」ですね。
出先からのブログ更新でございます。
医療や福祉の業界ではよく「自立支援」という言葉が使われます。
社会福祉法人の経営に求められるテーマにも「自立・自律」と
いう言葉が使われています。
「自立」には自分で物事を行うという意味があり、
「自律」には自分をコントロールするという意味があります。
平成12年の介護保険法導入以来、障害者・児童も含めて、大きく経営環境を
変えてきた社会福祉法人ですが、自立についてはある一定のところまで
できていると思います。
できていないのは事業の創造であり、労働集約型産業であることから
言い換えると「人材の創造」です。
その意味において自律をしていくためには、まだ幾つかのステップを必要としそうです。
自立していない法人組織が、自律をしようとした場合の結果として
散見されるのが、非常勤職員の無計画な使い方です。
自立には人材の創造が不可欠です。
人材が流出、または現場人員がある程度居るにもかかわらず不足感を得ている
という理由から、穴埋め式に採用していきます。
その後、常勤型非常勤という何とも言えない不思議な定義の常勤パート職員が
初級職員の多数を占めるようになり、正規職員とのスキル差がほとんどない
ことを知ると、不満を抱え辞めていきます。
その負のスパイラル構造がある中で、更なる「経営的自律」をしようとするのは
大変に危険です。
「人材の創造」は非常に難しいですが、それなしには事業の
継続的な成長は見込めません。
経営的自立のゴール像をイメージする上で、人材についてもう一度見てみましょう。
本人に成長を依存させていないですか?
組織的に成長を促す環境を作っていますか?
ズボンのお尻がほつれてパッカリ開いていたショックからなかなか抜け出せず
かた~いお話となりましたが、自立・自律を単なるスローガンとせずに、
面倒なことにこそ答えがあるものとして、前向きにご検討ください。
では。
というよりもうすぐ夜ですから「こんばんは」ですね。
出先からのブログ更新でございます。
医療や福祉の業界ではよく「自立支援」という言葉が使われます。
社会福祉法人の経営に求められるテーマにも「自立・自律」と
いう言葉が使われています。
「自立」には自分で物事を行うという意味があり、
「自律」には自分をコントロールするという意味があります。
平成12年の介護保険法導入以来、障害者・児童も含めて、大きく経営環境を
変えてきた社会福祉法人ですが、自立についてはある一定のところまで
できていると思います。
できていないのは事業の創造であり、労働集約型産業であることから
言い換えると「人材の創造」です。
その意味において自律をしていくためには、まだ幾つかのステップを必要としそうです。
自立していない法人組織が、自律をしようとした場合の結果として
散見されるのが、非常勤職員の無計画な使い方です。
自立には人材の創造が不可欠です。
人材が流出、または現場人員がある程度居るにもかかわらず不足感を得ている
という理由から、穴埋め式に採用していきます。
その後、常勤型非常勤という何とも言えない不思議な定義の常勤パート職員が
初級職員の多数を占めるようになり、正規職員とのスキル差がほとんどない
ことを知ると、不満を抱え辞めていきます。
その負のスパイラル構造がある中で、更なる「経営的自律」をしようとするのは
大変に危険です。
「人材の創造」は非常に難しいですが、それなしには事業の
継続的な成長は見込めません。
経営的自立のゴール像をイメージする上で、人材についてもう一度見てみましょう。
本人に成長を依存させていないですか?
組織的に成長を促す環境を作っていますか?
ズボンのお尻がほつれてパッカリ開いていたショックからなかなか抜け出せず
かた~いお話となりましたが、自立・自律を単なるスローガンとせずに、
面倒なことにこそ答えがあるものとして、前向きにご検討ください。
では。