きまぐれ日記

おもむくままに、、つらつらと、、

宝塚!!

2006-01-28 | Weblog
生まれて初めて宝塚歌劇団の公演を観劇してきました!!
しかも取って頂いた席はなんと‘最前列’!周りには歌舞伎俳優さんやあの有名雅楽師さんもいたり、という状況にすでにドキドキ、、
一幕目は落陽のパレルモというミュージカル、二幕目はお馴染みのレビュー。花組ということでトップの春野寿美礼さんが登場するとすごい拍手!!そして宝塚独特の銀橋は本当に手が届く位置。真下からロングまつげがパタパタしている姿を眺めていました。この銀橋、歌舞伎の花道と同じような意味合いのようですね。よりお客様との距離が近い場所での演技で、ファンにとってはたまらないのでしょう笑
ミュージカルは普段劇団四季で見慣れているせいか、歌詞や台詞が聞き取りにくいところが気になりました。
二幕のレビューは期待通りの派手派手キラキラの衣裳にあの巨大な羽を付けて歌い踊りつかの間の非日常を楽しみました。
照明もすごく工夫されていて、いろいろと勉強になりました。

また機会があったら観にいきたいとおもいます

我風

2006-01-25 | Weblog
今日の東京では4CH、朝の情報番組「なるとも」ご覧になりましたか??
私が紅白でご一緒した花柳廸彦太さん、花柳輔蔵さんのユニット我風が紹介されていたのです!初めてのライブでも好評だったオレンジレンジの‘花‘に合わせて、二人のさわやかな舞踊になって紹介されていました。
やはり日本舞踊になじみのない若い方にも、音になじみがあるだけでかなり親近感が沸くのですね。しかし、いわゆる当て振りを並べるだけでは本当の日本舞踊とはいえないと思います。今回お二人が踊られたものは日本舞踊の古典の振りをベースにしたもので、音楽はポップスでも正真正銘の「日本舞踊」なのです。
日本舞踊家が古典を理解したうえで、新しく創作していく。これはいわゆる歌謡舞踊や新舞踊と呼ばれるものとはまた違うものと認識しています。

私自身もすこしずつ創作作品を創ることであったり、創作作品に参加するといったことを活動していますが、もっともっと日本舞踊の表現を広く、殊に同世代の若者にどんどんアピールしていきたいと思います。

雪の華

2006-01-20 | Weblog
こんにちは。今日は本当に寒いですね。これから東京平野部も雪が降るとか、、明日積もるのかな??昔は雪降って積もったらいいな~!っと思っていましたが、今となっては寒くて電車のダイヤも乱れて嫌だな。。と思ってしまいますね
まあ、雪国の方には怒られてしまいそうですが、、

舞踊にも雪を扱った作品が数々あります。代表的なものでは「鷺娘」これは日本舞踊のなかでも人気作品でもあり、一般の方にもなじみがあるのではないでしょうか
同じ雪でも、しんしんと降る雪。激しい吹雪、、それぞれイメージが違うところがありますが、なんとも切ない気分になりますね。
舞台での紙で表現する雪には、すごい効果的な要素があるのですね。

紅白でも歌われていた中島美嘉さんの「雪の華」という曲がありますが、あの曲すっごく好きなんです!切ない歌詞とメロディーが美しくて、引き込まれてしまいます。

これから東京にはどんな雪が降るのでしょう、、

KODOMO

2006-01-16 | Weblog
リンクにも貼ってありますが、東十条の着物屋さん「Kimono生活」さんでのお稽古がありました。今日のお弟子さんは1歳の男の子のママ。
お腹が空いていたのかな?ぐずってしまって、ママから離れられずに泣きまくり。今日はお稽古できないかな、、と思っていた私の心は甘かった!ママは「おんぶしながらお稽古します!」っと笑顔でお稽古体制。足拍子のお稽古、菊づくしのお稽古と進んでやっていましたが、お稽古が始まると・・その子はピタッと泣き止み、手足を動かしたり私の口三味線の真似をして「う~う~」っと一緒に歌っていたり。踊っている姿をじ~っとママの背中から見ていました

こどもの頃から三味線の音、踊りを見て感じてこの子は大きくなったときにそういったものを抵抗なく受け入れてくれたらいいな。っというきもちに駆られました。
日本の伝統が見直されてきているとはいえ、まだまだ伝統芸能に目を向けてくれる人口はまだまだ少ないと思う。子どもだから難しい、わからない。というのは嘘で、子どもだからこそ感じるものが必ずあるのだと思う。1歳児には1歳児の感じ方、中学生、高校生での感じ方。いずれにしても三味線音楽や日本舞踊というものを実際に見て聴いて体験することが、今の教育には不可欠だと痛感した一日でした

新年会

2006-01-10 | Weblog
ということでうちの母の門弟一同が集まり、恒例の新年会を催しました。今年の会場は二度目になる東京ドームホテル。ここの42階のバンケットをお借りしました。新年のごあいさつのあとは、私と兄弟弟子とで踊り初めをいたしました。私は長唄の鶴亀を抜粋で踊らせていただきました。地上約150mもの高さの場所で踊るのは生まれて初めてで、なかなか気分のいいものでしたが日当たりが良すぎて汗が吹き出てしまいました、、、
一年の始まりにこういった形で門弟一同が会することは、門弟同士や師匠と弟子が今一度仲間であることを確かめ合うような有意義な行事であると感じました。
自分もいつか門弟がたくさん集まり、こんな新年会を開けたら、、そんな思いになりました。