きまぐれ日記

おもむくままに、、つらつらと、、

松本神宮寺公演

2007-08-11 | Weblog
さて、久々の更新です。

今月は3日~6日に長野県松本市浅間温泉にある、神宮寺というお寺の盆供養の盂蘭盆会公演、そして原爆忌公演に参加いたしました。

この公演の中心となった花柳琢次郎さんは流儀の大変尊敬する先輩です。


日頃はお客様に対して踊るということをしていますが、今回ばかりは自分の表現を彼岸の先の人々に向けていくわけで。。自分で踊ってはいるものの、踊らされているというか魂が踊っているという気持ちでした。なかなか言葉で表現することが難しいですが。。

殊に、原爆忌公演では日本舞踊で原爆慰霊をするという大変な重責が出演者全員にもひしひしと感じ、全身全霊の気持ちで各々が御霊に捧げていたと思います。


アメリカでは原爆投下が正当化されていますが、この悲劇を繰り返すことは絶対にあってはならないことです。
私たち表現者は何かしらの形でこの戦争と原爆の悲惨さをこれからの子ども達に伝えていく責任があると思うのです。少なくとも私はその気持ちを感じた一人です。