僕にとっては、今シーズン初めての上高地。
山岳ガイドさんと共催している 「しるふれいWEEK」 の第一弾。
とにかく雪 深い。
先日、13日夜半~14日中の降雪で、世の中まるごと銀世界からまだ一週間も
たっていない。
この寒さでは、溶ける要素がほとんど見られず!。
釜トンネル先から、大正池までは例年のように除雪されています。
除雪された左右の雪の壁。例年の比ではありませんね。
人の身長ほどもあったりします。
・・・・で、上高地到着。
↑ ↑ 大正池 池尻の電力会社 監視小屋。 屋根の上の積雪ごらんあれ。
1mは、はるかに超している。 さぞかし重かろうと思いますよ。
かつてない積雪量に、毎年足を踏み入れてる僕もびっくり。
↑ ↓ これは共に、大正池の電力会社取水口の「大正池と穂高連峰」展望の絶
景地。
ほとりには、欄干があるのですが全く雪ノ中。
この時点では、まだスノーシューをつけておらず、つぼ足状態。
ご覧のように、ひざまでは完全に埋まります。
勢い余って前進すれば見てのとおり、腰まで埋まってしまいます。
(体重=重力のみが反映するものでもありません)↑ ↓
大正池では、残念ながら穂高の山並みも雲の中。
ん~ん、残念。
気温は氷点下10度前後、寒い。 おまけに吹きさらしだと、なおさら寒い。
田代池へ向かって出発すると・・・・驚いた。
道が・・・・無い。
全く人が踏み入れた気配が感じられない。
連休中に人が入って、最後に雪がどか~んと降り、その後は天気状況のよくな
かったので、無理も無いか!。(いつもは、ほとんどの場合、何人かの踏み跡は
あるんだけれどな。)
まぁ仕方が無い。ここは、ガイドさんと二人でラッセル・ラッセル。
おかげで、踏み跡の無い「田代池」。久しぶりにグループ占めすることが出来ました。
田代池手前の「田代湿原」
救いはこの「道標」でした。
歩く。歩く。
寒さ!風!ラッセル!
考えてみれば、救いようの無い日だったのかもしれないけれど、又楽しかったこ
とも多かった。
「ふかふかの新雪を踏みしめ」
「ほぼ、貸し切りの上高地を味わい」
「前人未踏の地を開拓者のように進んでいく」
こんなことを味わいながら、こんなに元気に帰路についたのでした。
おまけ。
大正池上の自然歩道の様子です。
ちなみに、先日よく晴れ渡った上高地の記録が常連のお客さんが報告しています。
良かったら こちら もどうぞご覧下さい。(参考に!)
この後も「しるふれいWEEK」はまだ続くのです。
19日(土)・・・・穂高平
20日(日)・・・・輝山(てらしやま)
22日(火)・・・・乗鞍滝めぐり
23日(水)・・・・野麦峠
24日(木)・・・・福地山
僕は、あと23日(水)の野麦峠山行しか同行できないので、山行後にご報告いた
します。
(希望ですが、昨年寒かったので今年はスカッと乗鞍岳見えてほしいものです。)