この時期、山に暮らす者として、「大地の恵み」を頂かないのはもったいない話。
・・・・と言うわけで、今年も出かけて来ました。
常連のお客様と某地・某場所へと、「山菜」 採りです。
私にしてみれば「裏山」みたいなところなんですけれどね。
いつもの年より少し早い行動です。
やはり、気候も木々の緑も例年になく早い進み具合ですから、結果ベストのタイミングでした。
標高1600m付近は、さわやかな空気ですよ。
普段 「山野草」 をゆっくり見る余裕も無いのですが、のんびりした時間の中で
今回こそは、花も見てきました。
「サンカヨウ」 と 「ニリンソウ」 の競演です。
大きく葉っぱを広げ、日を浴びて純白の花をつける 「サンカヨウ」。
ニリンソウの群生の向こうに、まだ 葉 をつけないダケカンバの林。
そして常緑の針葉樹の奥に見えるのは 「焼岳」。
(こうしてみると、 焼岳にもほとんど雪の気配が見られません。)
こんな景色を見ている自分が、「極上のひととき」でした。
「山菜」 ですか?。
早速食卓に並びました。
やはり、旬な物は収穫した 「その時」 が美味しいのです。