春のお茶会（年長児・お茶会参観）

毎年、年長児が1年間のお茶のお稽古の成果を

『おうちの人をお茶会にご招待』という形で

ご披露することにしています。

今年は　2月27日から3月2日にかけて連日開かれました。

まずはお席入り
　　

いつものお茶室に、赤い毛氈を敷いて
「お扇子」を扱いながら、敷居の中に・・・

「お菓子をどうぞ。」
「お菓子のご銘は？」
「桃のはな、でございます。」

 

　　

　　　

一つのお菓子に、季節をのせて、
一杯のお茶に、心をのせて

どうぞ、ごゆるりと、
　あなたを大切におもうこの空間ごと
　　　　味わってください。。。。

そして、おうちの方の番です。

　

　　　

　　

　　　

お母さん・お父さん・おばあちゃままで来てくださいました。

かしこまった子どもたちのお接待に
おうちの人からの言葉も「よそいき」でしたね。

 

一方、水屋では、
　　　
緊張の面持ち、小帛紗の確認をしたり・・・

うまくお運びができて、ほっとしたり・・・

おうちの人の心配したり・・・

 

１年間積み重ねてきたお茶のお稽古。

お茶室でのお稽古は、これで終了です。

敷居のこと、障子のこと、お扇子のこと・・・etc
私たち日本のことですが、
和　から少し離れた生活が日常化されています。

自国の大切な文化の「心」を
　幼い子どもたちの中に残していけたらいいな、と思います。

水屋でお手伝いしてくださったお母さま方、
本当にありがとうございました。