IT SanDisk、USB端子搭載のSDカードを発売予定

米SanDiskは、5月からUSB端子搭載のSDカード「SanDisk Ultra II SD PLUS」を発売予定だと発表しました。

この画像を見て少しびっくりしませんか。中折れ方式とは参りました。こんなこともできるんだよと言わんばかりに見せつけてくれてます。
フラッシュメモリはこのところすごい勢いがあります。一時のHDDを遥かに凌ぎそうな感じで、コストダウンと容量アップが進んでいるようです。

米SanDiskによれば、現在のメモリカードの1MBあたりの単価は10セントだそうで、1GBでは100ドル程度になる。これが1MBで1セント、1GBで10ドルになったらどうなるか。いままで、デジタル製品で書き込んでは消して再利用していたのが、複数のカードを使用して持ち歩くけるいわば消耗品になる。そうなればさらに低価格化、大容量化が図られ、10GBで100ドル以下というレベルになるという。

さらに驚きなのが、今から5年後。フラッシュメモリは20GBで150ドル以下になり、ノートPCに使われるようになる、という予想をしています。確かにここまで来るとほぼHDDとコストでは同等になるようです。HDDはさらなる容量アップとコストダウンが行われそうですが、部材を含めたトータルコストを考えると競争力は十分あるということになります。

モバイル用途では圧倒的にフラッシュメモリが有利に働きますので、この予想通り推移すると面白いことになりそうです。
気軽に持ち歩けて、足りなくなったら買い足せるくらい身近になるでしょうか。