デフ・レパード ヒステリア

続いて、1987年発表の第4弾アルバムを聴きました。

このアルバムを発表する前に、ドラマーのリック・アレンが交通事故で片腕を失うというアクシデントがあり、一時は解散説も流れましたが見事に片腕で復帰し、全世界で1500万枚を超える超メガヒットとなりました。

前作よりさらに楽曲に磨きがかかり、どこからでもシングルカットできる出来映えの、文句なしのアルバムです。
非常にレコーディングの質もよく、ミキシングも絶妙だと思います。
当時話題に上ったのが、LPレコード時代では45分、1アルバムが定説でしたが、その常識を打ち破る12曲63分を詰め込んだアルバムでした。LPレコードに記録できないのでは、とまで騒がれていたので特にこのバンドに興味のない方も知っているかもしれませんね。

個人的な好みでは、Don't Shoot ShotgunからRun Riotにかけてのドライブ感あふれるサウンドで、まさにシンプル・イズ・ベストがあてはまります。

【曲目】
1.Women
2.Rocket
3.Animal
4.Love Bites
5.Pour Some Sugar On Me
6.Armageddon It
7.Gods Of War
8.Don't Shoot Shotgun
9.Run Riot
10.Hysteria
11.Excitable
12.Love And Affection