春宮のひとり言 988

風呂の空焚き、原因は、TOTOの浴槽の排水設備③

2月7日(水)、朝、TOTOのメンテナンス業者から電話があり、来るという事です。電話から、程なく、業者がやって来ました。ゴムパッキンを取り寄せて、交換するという事でしたが、排水設備一式総取り替えをするというのです。設備一式を持ってきていて、春宮夫が立ち会いましたが、「ゴムパッキン以外も、劣化している」と言って、手早く、交換し、 劣化したという排水設備一式をチラリと見せて、携帯で写真を撮る事を思いつく間もないくらい素早く、ビニール袋に入れてしまったそうです。そして、「今回の交換は無料です。」と言うのです。春宮宅に非があるのなら、きちんと、支払います。３年前にゴムパッキンを交換しているとは言え、2009年にシステムバスにしてから、月日はたっていますから…。春宮宅の方から、『無料にして…』など、一言も言っておりません。

相変わらず、システム業者は、風呂水ワンダーを使用していたから、劣化したと言うばかりでした。交換業者に、話しても、無駄…と思いました。

TOTOは、お客様相談室も修理も、全て、0120の電話番号で、どこが、本社かもわからないので、春宮夫が、パソコンでGoogle検索をしました。本社は、北九州市でした。 本社の電話番号も、わかりましたので、今回の件を話す為に電話を春宮がかけました。やっと、まともに話を聞いてくれました。それで、すぐに、回答を得られるとは、思っていません。風呂水ワンダーが原因と言うのなら、その実証実験データを示して欲しいので、それを要求致しました。

この一件は、県央の消費生活センター・総務省消防庁・警察署産業省製品安全課にも、電話で報告致しました。どちらも、空焚きで火事になっていないので、問題案件にならない…というような案配です。火事になってから案件にする…何か可笑しくありませんか？火事になったら、おしまいでしょう。『未然に防ぐ』という考えは、ないのでしょうか？なあなあにする…日本的な体質だと思いました。

2月8日(木)、午前中、TOTOのシステムメンテナンス（子会社）の方から、電話がありました。やはり、風呂水ワンダーを使用していた性だ…と言われます。では、風呂水ワンダーや入浴剤に耐久性のある材質の物にならないのか…と尋ねると、日々努力しています…と言う答えです。システムバスの格好良さよりも、浴槽の下部にある排水設備の金属製品をひっくり返して、ゴムパッキンの劣化を確認などという面倒な事をせずに、劣化を常に可視出来る単純な製品に交換出来ないのかと、尋ねると、今までの製品以外にないと言います。

システムバスを設置した家庭が、何日かに一回、浴槽の底の金属をひっくり返して、劣化確認をしなければならないそうです。システムバス以前の普通の浴槽の方が、排水栓は、チェーンのついたゴム栓で、その方が、目視が簡単に出来ました。便利になって、危険になったという事でしょうか？

風呂水ワンダーによる劣化の実証実験を要求し、その結果報告をいただきたいと伝え、報告するという返答で、電話は終了しました。

空焚きから火事になりかねない状況でしたのに、『のれんに腕押し』という感じでした。

排水設備の劣化で、風呂水が、追い焚き中に抜け、空焚きになったのは、春宮宅がはじめだそうです。有難くない『はじめて』でした。この様な事が起こる…という注意喚起と、一流企業・お役所の対応を、春宮のブログを御覧下さっている方々にだけでも、知っていただき、空焚き・火事を未然に防いでいただけましたら、幸いに存じます！