私が去年に、この日記を書き始めたきっかけは、癌で苦しむ人たちを励ましたいという気持ちから。
手術をしたのに、切除ができなくなってて、手術＝完治の道が閉ざされて、お先真っ暗なはずの私がそんな風に思うなんて、なんとも不思議なんだけど、聖霊さまがそのような感情や思いを与えてくださったのだと思う。
今日、ステージ4の著名な人の報道に際して、出演者の一人が言ったことが、ひっかかった。
表現は忘れたけれど、癌で亡くなる人より、（癌患者より長く生きる）残される家族の気持ちを考えて、（癌患者は）笑顔でいるべきだというコメントに聞こえた。
この人は、家族も自分も癌になったことがないんだろうなと感じた。どこか高いところから、良いことを言っているつもりなんだろうなと思った。それは、大きな誤解なのに。
だから、今日の日記に書こうと思った。
私は家族を癌で亡くしている。
緩和ケアを選択した時に、死を宣告されたと感じて、いつか来る別れの日を想像しては泣いていた。
彼が笑顔でいるべきだなんて思ったことはなかった。生きていてほしい、奇跡が起こってほしいと思い続けていた。死ぬことを考えたくなかった。
そして、今度は自分が患者になってみて、無口になっていく彼の気持ちを想像してあげることができなかったことに気づいて、ごめんねと思う。
患者の気持ちは患者にしか分からないと、自分がその立場になって初めて知った。
死を宣告された者の自分ではどうしようもない状況下での絶望感、恐怖心。
残された家族への思いも胸を苦しめるものだ。
何十年も前に洗礼を受け、教会生活が長い私でも、心が苦しかったのだから、福音(＝イエスキリストを自分の罪の救い主と信じる人は天国に行ける)を受け取っていない人達は、もっと辛いのではないか。
イエスさまは、私達の苦しみも悲しみもわかってくださっている。
感謝❣️
私は祈ってくださる牧師先生がたや姉妹達(教会は、神の家族として、信者どうしを兄弟、姉妹と呼ぶ)の励ましや祈りに支えられて、日々平安な気持ちで生きている。感謝🌸
この平安をあなたにも。
God bless you!
旧約聖書 詩篇126
涙とともに種を蒔く者は、喜び叫びながら刈り取ろう。
新約聖書 コリント人への手紙15章
55 「死よ。おまえの勝利はどこにあるのか。死よ。おまえのとげはどこにあるのか。」
56 死のとげは罪であり、罪の力は律法です。
57 しかし、神に感謝すべきです。神は、私たちの主イエス・キリストによって、私たちに勝利を与えてくださいました。
56 死のとげは罪であり、罪の力は律法です。
57 しかし、神に感謝すべきです。神は、私たちの主イエス・キリストによって、私たちに勝利を与えてくださいました。
続く
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