11月30日(水)美術科国内研修旅行4日目、最終日です。
前日から奈良公園近くの旅館に宿泊し、朝は歩いて奈良公園へ。
東大寺を中心に見学しました。
南大門と金剛力士像の説明をガイドさんから受けた後は、門を見上げ、金剛力士像に近づいたり、遠ざかったりを繰り返し、つぶさに観察していました。
その後、大仏殿へ。大仏は完成当時は全身金色で螺髪は青かったというガイドさんの説明に「補色だ」とのつぶやきが漏れました。その後の模型コーナーでは、ガイドさんの質問に美術史の授業で学んだことも生かして答えていました。
大仏殿を後にして、シカと戯れ、美しい紅葉の道を通り、手向山八幡宮やそのほかの仏堂を見学。時折、ガイドさんへ質問をしていました。
昼食をとって、大阪へ移動。太陽の塔を見学。太陽の塔内部の「生命の樹」を螺旋状に登りながら見学し、外観や事前学習だけでは分からなかったことを体感しました。大きな感銘を受けた生徒は、かつてエスカレーターや非常階段が設置されていた空間を見て、1970年当時にはあった地下展示や大屋根に思いを馳せて「観てみたかった」と話していました。
太陽の塔を後にし、伊丹空港へ。
鹿児島空港で解散式を行い、それぞれ家路につきました。
この4日間、多くの方の支えがあって、貴重な体験をすることができました。そのことに対する生徒たちの感謝は、言葉や行動の端々に表れていました。旅を通して得られたことを今後に生かしていきます。
関係の皆様、本当にありがとうございました。