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古き良き鉄道の残り香

明治・大正・昭和時代を駆けた鉄道関連の遺産・史跡をご紹介。

南薩鉄道記念館(後編)マニアック!!館内!

2019年01月11日 | 鹿児島県

「南薩鉄道記念館」

鹿児島県南さつま市加世田

訪問日 2019年1月

加世田バスセンターの事務所で入場券(200円)を購入して

いざ、南薩鉄道記念館へ

入り口には・・・

過去の駅名板が無秩序?に配置されています。

さらに・・・・

なんの機械かわからない品々が説明版もなく展示されています。

なにやら、素敵なマニアック臭がしています。

で、奥に進み、館内へ

入口を入ると、駅の改札を模した装飾がされています。

昔使われていたものでしょう。

奥には壁が南薩鉄道の気動車みたいになってます。壁ですけど。

館内は土足厳禁。

スリッパに履き替えます。

スリッパは6人分。

普段、団体さんの来館はない模様・・・。

この日も私しかいませんでしたけど。

使われていた車両のナンバープレートや切符、資材や工具、調度品などがたくさん展示されていました。

あまり説明がないので、ぶっちゃけよくわからんものが多い気がする。

枕崎駅で使われていた「金庫」

なんとなくすごい・・・・んだろうな・・・わからんけど。

右の工具にいたっては、気にもならなかった・・・。

さらに2階へ続きます。

階段の壁面には南薩鉄道の写真がいっぱい。

でも、暗くてよく見えません。

二階にはキハ58やDD51といった国鉄車両のしくみが

紙媒体というレトロな雰囲気で紹介されてました。

キハの車内を再現したクロスシート。

なぜか座ろうと思わなかったのは、室内の暗さのせい?

でました!

鉄道系の博物館といえば、模型の大レイアウト!

ここはNゲージで南さつまの雰囲気を再現・・・・ではなく・・

・・・トミックスのファンなんですね・・・

しかも、かなり昔の製品たちが・・・。

これはこれで見応えはありますけど。

ただし、故障中で運転はできません。

展示物や展示方法がかなりアナログ的でマニアックな内容ですが、

昭和の鉄道の雰囲気をダイレクトに伝えてくれる空気感が素敵です。

展示物のアイテム数も多いし、写真もいっぱい飾ってあります。

ただ、ただ、薄暗くて、一人だとなんだか落ち着きません。

ぶっちゃけ、ちょっとこわいです。

あと、展示があらびきすぎて、マニアにしかわかりません。

できればでいいので、もう少し説明文のような解説がほしいところです。

あと鉄道模型のレイアウト・・・いらないような気がします・・・。

レイアウトが場所をとりすぎて、なんとなくスペースがもったいないような気がします。

みなさんも南さつま市へお越しの際は、

ぜひ、「南薩鉄道記念館」を見学してくださいね。

忘れかけた昭和の香りを感じてください。

 

南薩鉄道記念館

場所:鹿児島県南さつま市加世田武田

バス:鹿児島中央駅から加世田まで約87分。

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南薩鉄道記念館(前編) 4号機関車&DD1201

2019年01月11日 | 鹿児島県

「南薩鉄道記念館」

鹿児島県南さつま市加世田

訪問日 2019年1月

かつて走っていた鹿児島交通枕崎線の加世田駅跡にある「南薩鉄道記念館」。

おそらく本土最南端の鉄道記念館だと思います。

鹿児島交通枕崎線は1983年の豪雨による一部不通、1984年に廃止されるまで

鹿児島の伊集院駅から、枕崎駅までを結ぶ鉄道路線として営業していました。

廃止後は、加世田駅跡に一部車両を保存、その後、記念館を開館しました。

現在は一部機関車のみ露天で公開されています。

今回は、前半に屋外で展示されてる機関車、後半で記念館内部という感じで、

2回に分けて南薩鉄道記念館を紹介したいと思います。

4号機関車

加世田駅跡に到着すると、まず視界に入る「4号機関車」。

屋根なしですが、しっかり保存されているので、保存状態はまずます良いでしょうか。

ただ、やはり一部金属の腐食も確認できました。

 

内部はこんな感じでした。

 

「4号機関車」略歴

元は国鉄1760形機関車の製造番号169号機でした。

製造:1926年

廃止:1963年

この4号機は、太平洋戦争中、米軍機の銃撃を受け、見習い車掌が殉職されたそうです。

確認はできませんでしたが、当時の弾痕がキャブ内に残されているそうです。

(wiki参照)

DD1200形機関車

DD1201号機

一見、国鉄型DD13にも似た雰囲気のディーゼル機関車。

DDだけにほぼ左右対称です。

展示される前に大規模なメンテナンスが行われたそうですが

露天による展示のため、やはり劣化しつつあるようです。

 

「DD1201」略歴

製造:1963年11月

廃止:1971年(貨物営業廃止)により定期運用はなくなり、1983年に廃車。

このほかに非公開ですが、バス車庫の中に何両か保存されています。

キハ103、KATO 10t機関車が見えます。

画像では見えませんが1号、2号機関車、DD1202が保管されてるらしいです。

ぜひ、いつか公開していただきたいです。

次は南薩鉄道記念館の内部をご紹介します。

 

南薩鉄道記念館

場所:鹿児島県南さつま市加世田武田

鹿児島中央駅から加世田まで、南さつまバスで約87分。本数は1時間に1本程度なので計画的に。

 

 

 

 

 

 


出水駅のC56 92号機

2019年01月11日 | 鹿児島県

肥薩おれんじ鉄道「出水駅」

 

訪問日 2019年1月

出水駅西口を降りてすぐのところにC56 92号機が保存されています。

熊本から鹿児島への移動途中でしたので、夜になってしまいました。

昼間だと管理人室へ申し込めば見学させてもらえるようです。

C56 92号機

製造:昭和12年2月27日

製造工場:日立製作所笠戸工場

使用開始:昭和12年3月15日

配属地:昭和12年広島鉄道管理局麻里布機関区

昭和14年吉松機関区へ転属

廃車:昭和48年8月31日

総走行距離173万4167.4km

昭和47年と48年に、なんとお召列車の牽引した優等生でした。

(※立て看板参照)

夜の撮影のため、かなり盛れてる写真になってるかもですが

実際、すごく状態は良い感じです。

保存場所も美しく整備されてますし、大事にされてる感を強く感じました。

C56 92号機の場所


阿久根駅のオハネフ25 (2019年)

2019年01月09日 | 鹿児島県

肥薩おれんじ鉄道 「阿久根駅」

訪問日 2019年1月

阿久根駅の側には、かつて「あくねツーリングSTAYtion」という

ブルートレインの車両を利用した宿泊施設がありました。

ただ、この施設は運営がうまくいかなかったらしく、2014年に閉鎖されています。

その後、どうなったか気になって、今回、立ち寄ってみました。

オハネフ25 2209+オハネフ25 206

立ち寄ったのが午後7時くらいでしたので、完全に陽が沈んで真っ暗でした。

敷地外から一枚だけ撮影させていただきました。

状態的には、なんとか存在している・・・そんな感じでしょうか。

2014年10月の閉鎖から4年。雨風にさらされ、確実に劣化してきています。

なんとかできれば良いのですが・・・・。

 

阿久根駅のブルートレイン