璋子の日記

Beside you

見舞いでの会話─闘病情報

2006年06月26日 23時55分57秒 | 闘病記録、お役立ち日記

今日、Sさん来訪。久しぶりの再会。
昨日のメールで、春琴抄の「佐助」を宣言されたSさん、実に精力的に用事を代行して片付けて下さり、新幹線で帰京。
恐縮、そして感謝・・・

ご心配いただいていることが痛いほど分かりつつも、こちらの病状につては、目前にいらしているので、いまさら隠せない。闘病の方針について、各資料や血液検査データなどをお見せしながら説明し、癌の再発で再入院となった奥様の闘病方針とご様子について伺う。
有益なお話も伺え、有効な情報提供もできたかもしれない。
癌、膠原病・・・、共通するところも多々あると改めて感じられた。病院で投薬治療を受け入れる場合に同じことが言える。
Sさんは、奥様の投薬治療にあたり、薬の情報を相当比較検討されたご様子で、自力で癌治療に用いられる新薬の情報までよく研究していらした。
こうしたご夫君、家族に支えられて闘病できる人は、とても幸いだ。
病気に打ち勝っていただきたいと切に思う。

病気との向き合いというのは、何と言っても当人が一番大変なのだ。
けれど、辛ければ辛いほど、そうした病人を案じる身近にいる家族や友人もまた、案じて心配すればこそ、時に自分のこころと戦わなければならない局面を迎える。
無力感との戦いであったり、感情のコントロールとの戦いであったり。

お疲れが蓄積されていらっしゃるようにお見受けした。
作曲での苦悩に耐えられて、俗事のご苦労に対しても真摯に向き合ってこられた方だから、お仕事が一段落されたら休息してほしいと思う。

今後の作曲活動や音楽を通してのさまざまな活動への抱負を伺い、これまでの経緯を存じ上げているせいか、感慨深いものがあった。
わたくしでお役に立てる仕事もあり、こんな体でなかったならば、いっしょにやれる仕事もあっただろうなあ、と残念に思ったとき、そんなわたくしの気持ちに対しても深いご配慮をいただき、Sさんのやさしさが身に沁みた。

戻ってきたDVDデッキも、およそ半年ぶりにDVDデッキが無事に作動。
見たい映画のDVDをいくらでも借りてくるよ、僕に任せてと言っていただいたとき、とても嬉しかった。やはり映画狂とお互いに自称する映画ファンならではの配慮と、これも心に沁みた。

「ワールドカップが終わるまでは、映画を観るのは無理かも。決勝戦まで映画はお預けかな・・・けれど、その後は映画三昧ね!そうなったらいいなあ!」

と言いつつ、今夜辺り我慢できなくて観ちゃうかもしれない。

 

その前に、
今夜はイタリアVSオーストラリア戦!
いただいたお花を眺めつつ観戦できることを幸せに思う。

まもなく、
キック・オフ!

 

 

 

 


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