益々!昌益(ますます!しょうえき) [安藤昌益資料館を育てる会・公式ブログ]

安藤昌益。江戸時代に日本が生んだ大思想家。自然を愛し、農業を愛し、人間を愛した。現代に息づく昌益を伝えます!

【つくる会について】安藤昌益資料館をつくる会・役員

2008年12月01日 00時18分06秒 | 安藤昌益資料館をつくる会について
安藤昌益資料館をつくる会 役員

会 長  根城 秀峰(理事)
副会長  三浦 忠司(理事)
事務局長 中居 雅博(理事)
理 事  岩岡 徳衛、近藤 悦夫、田中 哲、中川原 俊雄、
      林 剛史、福田 昭良、吉田 徳寿
監 事  木村 久、野崎 径裕
顧 問  伊藤 富士男様(社団法人農山漁村文化協会専務理事)          棟方 昌恵 様(天聖寺住職)

※設置委員会
 ○運営委員会 担当理事:根城 秀峰
 ○資料収集委員会 担当理事:三浦 忠司
 ○展示委員会 担当理事:中居 雅博
 ○広報委員会 担当理事:福田 昭良
                          以上 

【つくる会について】安藤昌益資料館をつくる会・会則

2008年12月01日 00時09分50秒 | 安藤昌益資料館をつくる会について
安藤昌益資料館をつくる会 会則

第1章 総則
(名称)
第1条 本会は、安藤昌益資料館をつくる会と称する。

(事務所)
第2条 本会は、事務所を青森県八戸市卸センター二丁目5-18、食の文化資料館「包(パオ)」(中居食品容器株式会社)内に置く。

(目的)
第3条 本会は、安藤昌益資料館を設立することを目的とする。

(事業)
第4条 本会は、前条の目的を達成するため、地域内外の諸団体、行政、市民などとの連携を図りながら次の事業を行なう。
(1) 安藤昌益資料館の設立、準備に関する事業
(2) 安藤昌益に関する情報交換・啓蒙活動に関する事業
(3) その他本会の目的を達成するために必要な事業

第2章 会員
(会員の種別)
第5条 本会の会員は、本会の目的に賛同して入会した個人及び団体、企業とする。

(入会)
第6条 本会の目的を理解し、主体的に参加する意志のある者で、入会届けを提出した者は、会長の承認の上、入会することができる。

(会費)
第7条 会員は、会費を納入しなければならない。
   2 会費の金額は、一口1,000円とする。
   3 会費の納入は、入会時から速やかにおこなうものとする。

(顧問)
第8条 理事会の議決により、顧問を置くことができる。

(退会)
第9条 会員が退会しようとするときは、会長宛に退会届を提出しなければならない。

(除名)
第10条 会員が本会の名誉を傷つけ、または本会の目的に違反する行為をしたときは、総会の議決を経て、会長が除名することができる。

(会員の資格喪失)
第11条 会員が次の各号の一つに該当する場合には、その資格を喪失する。
(1) 退会したとき
(2) 死亡したとき
(3) 除名されたとき

第3章 役員
(役員)
第12条 本会に次の役員をおく。
(1) 理事 5名以上、20名以内
(2) 監事 2名
   2 理事は、会員の中から総会にて選任する。
3 理事のうち、会長1名、副会長1名、事務局長1名を総会にて専任する。
4 監事は、会員の中から総会にて選任する。
5 理事及び監事は、相互にこれを兼ねることができない。

第4章 会議
(種別)
第13条 本会の会議は、総会、理事会、及び各種委員会とする。

(総会)
第14条 総会は、毎年1回開催する。ただし、会長が必要と認めたときは臨時総会を開催することが出来る。
   2 総会は、会員をもって構成する。
   3 総会は、会の目的に則り、会の年間の方針について審議、決定する。

(理事会)
第15条 理事会は、会長の必要と認めたときに開催する。
   2 理事会は、理事をもって構成する。
   3 理事会は、総会の方針に則り、会の運営について審議、決定する。

(各種委員会)
第16条 各種委員会は、理事会の承認の上、会長が設置することができる。
   2 各種委員会は、当該委員長が必要と認めたとき開催する。
   3 各種委員会は、当該委員をもって構成する。委員及び委員長は会長が指名する。

第5章 その他
(会則の変更)
第17条 この会則は、総会において会員の過半数の同意を得なければ変更できない。

(会計年度)
第18条 本会の会計年度は、11月28日に始まり、翌年11月30日に終わる。

附 則
1 この会則は、平成20年11月28日から実施する。


【つくる会について】「安藤昌益資料館をつくる会」のご案内

2008年11月14日 14時04分49秒 | 安藤昌益資料館をつくる会について
■お知らせ

  「安藤昌益資料館をつくる会」設立総会11月28日に開催いたします。  会員以外の方も歓迎です。ふるって、ご参加ください。  

--> 詳細はこちら

---------------------------------------------------------- ■「安藤昌益資料館をつくる会」のご案内

       「安藤昌益資料館をつくる会」へのお誘い
 
 八戸市では、今まで文化施設として「先人記念館」の建設について要望や構想がありましたが、未だ実現されていません。
 これらの施設は基本的に運営費が賄えないという課題があります。
 また、施設の展示物の内容、継続性も未知数であり、行政に求めるだけでは構想からなかなか進まないと考えます。
 一方、地域史を含めた地元の研究者も減りつつあります。このことは、今まで研究されてきた貴重な資料の行き先がなくなっていく可能性を含んでいます。
 安藤昌益の研究で第一人者であった和光大学の安永教授が死去され、その研究された資料は運よく八戸市に寄贈されましたが、ほとんどの場合、これらの価値が受け繋がれることがなくなっていくと考えています。
 八戸の財産をどう受け繋いでいくか、そのひとつが「安藤昌益資料館の開設」であると思います。世界にひとつの財産を大切にし、さらに情報発信していく、そんな資料館としていきたいと考えています。
 この資料館の位置づけは八戸文化資料館第1号館です。八戸市の中心市街地にあり、安藤昌益だけでなく、先人の紹介や観光案内、また市民の集いの場として位置づけていきたいと考えています。
 更に、中心街の民間・行政施設のギャラリー等に資料展示をしていきます。ホテルのロビーや店舗の壁が展示スペースになります。街角ギャラリーという展示がありますが、中心街の空間が資料館となっていく構想です。
 大きな施設の実現は大変ですが、この構想ならば沢山の資料展示が可能であり、なんといっても町中を「探して歩く」という回遊型の仕掛けができます。
 また、この資料館から市民が自ら、求め・探す街に変わっていくきっかけになると確信しています。そして中心街から八戸市の博物館や是川考古館、種差海岸と行動が広がっていきます。
 安藤昌益で人が集まるのか? なるほど、しかし平成4年に開催された昌益国際フェスティバルは全国から1200名の参加がありました。マニアは沢山います。
 八戸市には「羽仁もと子資料館」、「民族資料館」など市内に沢山の施設がありますが、まずはこれらと連携しながら、観光施設として強化することもできます。
 八戸を捜し、八戸の誇りを知り、八戸がにぎやかになり、八戸を好きな人達がどんどん増えていく、「安藤昌益資料館」はその第一歩となると確信しています。
 沢山の方々の参加で資料館を育てていきたいと思いますので、会員として、また開設・運営へのご協力、ご支援をお願いします。
 今はお金も人もいない組織ですが、「夢を形に」資料館開設に向けてご協力ください。

平成20年10月  安藤昌益資料館をつくる会 発起人代表 中居雅博  
(文章は一部、再掲です)

 ◆入会申込方法(AもしくはB、どちらかでお申し込みいただけます)  A)下記、準備事務局までご連絡(電話、FAX)ください
   FAXなどで申し込み用紙をお送りいたします。
   必要事項をご記入いただき、準備事務局まで返送ください。   

 B)下記、ブログ管理者までメール(shoueki-cross@mail.goo.ne.jp)ください
   返信メールにて申し込み用紙をお送りいたします。
   必要事項をご記入いただき、準備事務局まで返送ください。

◆準備事務局 食の文化資料館「包(パオ)」内
  〒039-1121 八戸市卸センター 2-5-18
  TEL 0178-29-0815/FAX 0178-29-0776


【つくる会について】安藤昌益資料館・設立の趣旨(「安藤昌益資料館について」 vol. 002)

2008年10月31日 10時41分31秒 | 安藤昌益資料館をつくる会について
 八戸が生んだ思想家「安藤昌益」の資料館を開設したいと思います。
平成20年10月5日、「安藤昌益 天聖寺250年フォーラム~昌益資料館をつくる会発足記念~」が、昌益思想発祥の地・青森県八戸市の天聖寺(六日町)で開催されました。
 フォーラムの中で、「安藤昌益記念館をつくる会」発起人代表・中居雅博が「安藤昌益資料館設立構想」を発表いたしました。その設立の趣旨を以下に掲載します(2回に分けて掲載予定)。
 みなさまのご理解とご協力のほど、お願い申し上げます。
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(vol.001の続き)

■■□資料館運営について□■■

 市民による、市民のための、市民の資料館
 運営委員会を立ち上げ、基本的にはボランティア組織、資料館内での飲食・物販販売の収益で運営資金を賄う。
 運営資金は会員を集い、会場(資料館)利用の年会費をいただく方式をとりたいと考えています。市内の市民団体の会合の開催会場として貸し出し、その際の会場費も運営費に充てていきたいと思います。

■■□設立場所□■■

 現在物色中。場所は中心街。
 趣旨に賛同して頂ける方、ご一報を事務局まで連絡お待ち申し上げます。

■■□資料の収集と展示方法□■■

 資料に関しては、現在沢山保管してありますので、新規に作成する物意外は特にはありませんが、一般市民に呼びかけ、昌益資料・昌益関係の書籍や郷土史関係の書籍・雑誌等の寄贈をお願いしたい。
 また、目玉としては、安藤昌益直筆の著作を、ハイエンドデジタルカメラ撮影により、紙質・色等全く同じ物のレプリカを作り、市民が手で触れて見学できる資料館にしたいと思います。
 現在、昌益の著作等の資料を所蔵している所は、およそ6箇所あります。

①八戸市立図書館     「八戸藩日記」
             「延亨3年の宗門改帳」
             「自然真営道の手稿本」
             刊本「自然真営道」(寄託)
②青森県史編纂室     「自然数妙天地象図」
③東京大学付属総合図書館 稿本「自然真営道」
④岩手県立博物館     「儒道統之図」(寄託)
⑤慶応大学図書館     「統道真伝」
             刊本「自然真営道」
⑥龍谷大学図書館     「統道真伝」
             刊本「自然真営道」

 デジタル光筆画による原寸展示。日本で唯一、手で触れる資料館へ・・・。


■■□開館後の継続イベント□■■

○昌益の命日にあたる10月、年1回「昌益フェアー」を実施、全国へ発信する。
○地域の問題・環境問題に取り組んでいる団体へ、業績を顕彰するような「安藤昌益賞」の創設。
○小駅が八戸に残した足跡を市民・観光客が気軽に散策できるような「昌益ロード」の設置・・・など

■■□設立までのスケジュール□■■

 八戸歴史研究会、昌益基金運営委員会を中心に市民の方々・企業に声をかけ、安藤昌益資料館をつくる会入会を呼びかける。
 11月頃、資料館をつくる会設立総会を立ち上げる。

■■□設立時期□■■

 2009年10月開館

■■□安藤昌益資料館をつくる会・事務局□■■

 食の文化資料館「包」パオ内
  〒039-1121 八戸市卸センター2丁目5-18
  TEL 0178-29-0815
  FAX 0178-29-0776

■■□最後に・・・□■■

 平成8年4月、日本初のリサイクル資料館・食の文化資料館「包」パオ開館、約20万人の来館者がお見えになって早13年、今ここに、エコロジー宣言の根拠地、安藤昌益資料館を開館し、八戸文化の情報発信基地として、そして、東北新幹線第二の開業の目玉として、全国へ発信し続けたいと思います。

  平成20年10月5日  発起人代表 中居雅博

(了)

【つくる会について】安藤昌益資料館・設立の趣旨(「安藤昌益資料館について」 vol. 001)

2008年10月30日 14時39分32秒 | 安藤昌益資料館をつくる会について
 平成20年10月5日、「安藤昌益 天聖寺250年フォーラム~昌益資料館をつくる会発足記念~」が、昌益思想発祥の地・青森県八戸市の天聖寺(六日町)で開催されました。
 フォーラムの中で、「安藤昌益記念館をつくる会」発起人代表・中居雅博が「安藤昌益資料館設立構想」を発表いたしました。その設立の趣旨を以下に掲載します(2回に分けて掲載予定)。
 みなさまのご理解とご協力のほど、お願い申し上げます。
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■■□安藤昌益資料館 設立の趣旨□■■

 八戸が生んだ思想家「安藤昌益」の資料館を開設したいと思います。

■八戸文化の情報発信
 八戸市では、今まで文化施設として「先人記念館」や美術館・博物館の建設について要望や構想がありました。
 これらの施設は基本的に運営費が賄えないという課題があります。また、施設の展示物の内容、継続性も未知数であり、行政に求めるだけでは構想からなかなか進まないと考えます。
 一方、地域史を含めた地元の研究者も減りつつあります。このことは、今まで研究されてきた貴重な資料の行き先がなくなっていく可能性を含んでいます。
 安藤昌益の研究で第一人者であった和光大学の安永先生が死去され、その研究された資料は運よく八戸市に寄贈されましたが、書棚に飾っておくだけでは、その価値が受け繋がれることがなくなっていくと考えています。
 また、郷土史の研究者が生まれてこなくなっています。先人の貴重な財産の保管と情報発信がこのままでは先行きが怪しくなってきています。
 八戸の財産をどう受け繋いでいくか、そのひとつが「安藤昌益資料館の開設」であると思います。それは、「先人」記念館ではなく、あくまで「昌益」資料館なのです。民間の小さな資料館であったとしても、世界にひとつの財産を大切にし、さらに情報発信していく、そんな資料館としていきたいと考えています。

■「八戸文化資料館」は街全体
 資料館は、八戸市の中心街におき。安藤昌益だけでなく、八戸の歴史や先人の紹介、そして観光案内や市民の集いの場として位置づけていきたいと考えています。
 そして、中心街の民間、行政施設のギャラリー等に資料展示をしていきたいと思います。ホテルのロビーや店舗の壁が展示スペースとなります。街角ギャラリーという展示がありますが、中心街の空間が資料館となっていく構想です。昌益資料館から中心街全域へと広げ、その文化情報発信基地とします。
 大きな施設の建設は実行までの道のりは大変ですが、この構想ならば沢山の資料展示が可能であり、なんといっても街中を「探して歩く」という回遊型のまちづくりができます。そして、与えるというコンセプトから探すというコンセプトへの転換にもなります。
 
■安藤昌益で人が集まるのか?
 平成4年に開催された昌益国際フェスティバルは全国から1200名の参加がありました。マニアは沢山います。八戸市民が興味のないことでも、八戸の何かを求めて全国から人が来ています。リピートが図れます。市民の誇りとして市民の自覚と行動が必要です。八戸を愛するココロが全国から人を呼んできます。
 毎月八戸に来ると何かを見ることができる、探すと新しい発見がある、八戸市民が「楽しそうに語っている」そんな街に変わっていきます。
 八戸を捜し、八戸の誇りを知り、八戸がにぎやかになり、八戸を好きな人達がどんどん増えていく、 「安藤昌益資料館」はその第一歩となると確信しています。

(vol.002に続く)