さらば！オレが愛したがんこラーメンよ！

先日、ハル江川画伯から「がんこが閉店しちゃうよ～」と涙の電話をもらい、いてもたってもいられなかったんだけど、なかなか行く事ができず…。
いよいよ今日が最終日！
なんとしてでも行かなくては！
仕事を終え、速攻でかけつける！
最後のオーダーは「あっさり玉子」withトマト寒天だ！
注文をし、「ハル江川画伯から、閉店されるって聞いて驚いたんですよ」と話すと、「ついさっきまで江川クンもいたんだよ」との事。ありゃ、それなら一緒に泣きながら食いたかったなぁ。
さぁ、でてきたぞ！
この11年（か、12年だったかも？）、もっとも好きで食べ続けたラーメン！
初期の「こってり」ばかり食べていた頃から「中間」「あっさり」と、年齢と共にオーダーはかわってきたが、ここのラーメンが宇宙一おいしい事にはかわりない！
まずはスープをチョロっと飲み、ズズズ～っと細麺をすする。
…………。
う～～～～～～ん！やっぱりウマイ！ウマすぎる！
このお店のラーメンも、絶品のワンタンがあった時代、カウンターに青唐辛子が置いてあった時代、味玉が二黄卵だった時代、麺がもっとちぢれてた時代…色々あったなぁ。
色々あったけど、つねにおいしかったよなぁ…。
感慨深く、トロけるようなチャーシューを口に入れ、海苔をほおばる。
このままずっと食べ続けていたかったが、とうとう丼の底が見えてきてしまった…。
最後の一滴までスープを飲み干し、オレの、「ラストがんこ」は終わった…。
「ごちそうさまでした！今までありがとうございました。お疲れ様でした」とあいさつをし、外に出る。
ひんやりとした夜風を頬にあびながら、涙を隠し、家路を走るオレであった。
ありがとう！元祖一条流がんこ七代目！
感謝！