SHOTGUN TERRY OFFICIAL BLOG 『ガイコツマイクのバカ大将』

テリー&スラング、テリー&ベアーズのシンガー、ショットガン・テリー(テリー下沢)の珍記録がココにある!

弾き叫びロード

2008-11-08 | Weblog
エイトに頼まれて、テレビ東京の番組を録画。(九州では放送がないらしい)
エイトが尊敬している和気優さんの、少年院とか児童自立支援施設を回ったツアーのドキュメントだ。
せっかくだからと、オレも見たんだけど…。

いやぁ~~~、頭をガツンと殴られたような衝撃だったよ。
オレが若い頃から「社会派」と呼ばれるバンドとかシンガーは生息してたけど、ここまで伝えるべき対象(この場合、少年達)に、本当に歌を届けようとして動いている人がいただろうか?
いなかったよ!
バイクで全国行脚して、感動的な出会いもあれば、中には歌いに来た意味さえわかってもらえないようなノーリアクションな施設もあったり…それでもギター抱えて旅を続ける姿勢に、本当に損得抜きで生きている人間の姿勢を見せられて…かなり心が動かされた。

オレ自身はこの人とは全然違うチャラけた男だが、オレなりにロックンロールの楽しさ、かっこよさを伝えたくてステージに立っていたのに、実際ステージに立ったら「なんだ今日は客が少ないじゃねーか」なんてテンションダウンしたライヴもあったり…
ようするに、お膳立てされたライヴこそが、心地よいライヴだったんだな。
そういう事に気がついてライヴバーに活動の場を移したんだけど、思ったような展開(飲みに来てた一見さん達を楽しませる事)になったのは一回ぐらいで…。
(お店側は、多分バンドが客を連れてくるのを期待していたような…要するに、あまりお客さんが着いていないバーだったのだ。いや、こう書くとグチみたいだけど、出演の機会を与えてくれた事には感謝してるんだよ!)

って、話がずれてきちゃったね。
とにかく、オレはオレの伝えたい部分で、一本スジを通しながら、ヘンな損得とかねじ曲がった根性なしで、自分で切り込んでいかなきゃいけないなと感じた次第。
いい番組を教えてくれたエイトに感謝!