2年前のブログ「世界で一番暑い国ジブチ」を載せた。今防衛大臣がここにある自衛隊の海賊対処部隊訪問している。何もないところだが生物地理学上重要な地区である。ここのすぐ北にはバブエルマンデブ海峡(紅海の入り口)があり、氷河期にはアラビア半島と陸橋が出来ていて多くの動物がここを渡りアラビア半島へ、さらにユーラシア大陸へ移動した。人類もそのひとつである。マントヒヒもアフリカ大陸とアラビア半島両方に生息している。つい10年前まではチーターがアラビア半島にも生息していたし、現在でもイランにはチターが生息している。写真は空からのジブチの町、ジブチ湾(現在はタジェラ湾と一番奥がクベ湖)とアッサル湖(世界一塩分濃度が高い。死海よりも)、アラビア海から見たバブエルマンデブ海峡(島とアフリカ大陸との距離は25km)エチオピアからイエーメンに調査に行くときに撮影。