The Collection of Works

きままな風来坊Kenzaburoが綴ってきたオリジナル曲の新旧を保存していくMusic倉庫

ks-052★初詣

2005-12-30 11:07:01 | Old Songs
    Words&Music/Kenzaburo

生まれて始めての
初詣
普段着姿の僕と
着物姿の素敵な君
いつもと違う
眩しい君の姿に
みとれてる僕

今年はいい事ありそうな
今年はいい事ありそうな
Happy New Year 君と僕
Happy New Year 君と僕

★Music Memo★
反強制的にまるで連行されるが如く
女性先輩に連れていかれた正月の
鎌倉の八幡宮。先輩は着物で
僕はGパンにジャケット。
ああ。目の前の先輩が
思いを寄せるあの子ならなあ……

ks-051★Last Caf'e

2005-12-30 11:05:46 | Old Songs
    Words&Music/Kenzaburo

笑顔がくずれた 君は顔をふせ
涙に混じった…さようなら…聞き取れないよ
白けた時間が身をつつしみ
夜はいたずらに深まるだけ

何かを見つけに旅に立つの?
何かをみつけにそんなにしてまで
コーヒーが冷めちゃう…なんて
うまく言葉を避けた

いつものように笑ってくれよ
君の瞳は涙で滲んで揺れて
いつもの笑顔がないさびしさに
数えきれない夢がひとつふたつ消える

別れを知った悲しい夜
愛を知ったまぶしい朝に
翳りのない体の隅で生きずくような君
君は今 旅立ってゆく

★Music Memo★
それから
暫くコーヒーは苦手に
なりました。

ks-050★摩天楼を見上げれば

2005-12-30 11:04:50 | Old Songs
    Words&Music/Kenzaburo

気がついたら目の前に
一本の果てしない道
これが俺らの道なのか
いずれは消える筈もなく

それほど大事だとは思わないが
皆んなが歩くから俺らも歩くだけ

すべてが微睡んで見える時
白い壁だけがどこまでも高い
皆んなは乗り越え
追い越してゆくけれど
俺らはいつまでも考え込んでる

けだるい毎日の積み重ねの果てが
約束のように渦を巻く

理屈っぽい世の中と
ホコリっぽい社会とが
互いに罵りあって
掴み合いの喧嘩

荒れ果てた大地を
吹きすさぶ風でさえ
いつかはどこかの街に
いけるだろうに

肌にやさしげな季節と
突き刺すような季節が
数えきれないほどに
摩天楼を吹き荒れて

夢があるから求めるのかい?
夢があるから働くのかい?
愛があるから愛するのかい?
愛が冷めたから別れるのかい?

呆れるほどの造り言葉で
その場を綺麗に逃げてゆくけど
後にのこるのは空しさだけさ

気がついたら目の前に
一本の果てしない道
これが俺らの道なのか
いずれは消える筈もなく

それほど大事だとは思わないが
皆んなが歩くから俺らも歩くだけ

すべてが微睡んで見える時
白い壁だけがどこまでも高い
皆んなは乗り越え
追い越してゆくけれど
俺らはいつまでも考え込んでる

★Music Memo★
常に壁また壁の日々だった。

ks-049★冬から春へ

2005-12-30 11:03:43 | Old Songs
    Words&Music/Kenzaburo

冷たい街が消えてゆく
誰にも気づかれないまま
誰もが過すさりげない日々に Mu…lalala…

冷たい街が消えてゆく
デニムのコートを残したまま
デニムのコートがひっそりと 部屋にかかるその時

ひとつの季節が消えてゆく
あなたの想い出も消えてゆく
ひとりだけ取り残されてゆく 僕だけそんな気がする

冷たい街が消えてゆく
誰にも気づかれないまま
ふたりが過したやさしい時間も Mu…lalala…

冷たい日々に届いた手紙が
ふたりで綴った手紙さえも
今はもう消えてしまってる春がくるから

ひとつの季節が消えてゆく
吹く風もどこか変わってきた
ひとりだけ取り残されてゆく 僕だけそんな気がする

★Music Memo★
そうそう。
そんな時代も
ありましたねえ。

ks-048★僕は今…

2005-12-30 11:02:35 | Old Songs
    Words&Music/Kenzaburo

ひとつの出逢いがあり Mu…
ひとつの出来事があった Mu…
そして人は別れてゆくのですね

僕は今ひとり もうすぐ秋色
喜びと悲しみが通りすぎた部屋でひとり
置き忘れたふたりの愛

夢を追い過ぎたのは僕 Mu…
今を求め過ぎたのは君 Mu…
いつしかふたりは傷つけ合っていた

僕は今ひとり もうすぐ秋色
喜びと悲しみが通りすぎた部屋でひとり
あの頃の二人には戻れない もう…


★Music Memo★
そんな時代も
ありましたか。

ks-047★Rider

2005-12-30 11:01:26 | Old Songs
    Words&Music/Kenzaburo

口笛吹けば 響き渡り
都会の朝の光はからだいっぱい射す
昨日で終わった約束を捨て
今日から始まる夢を求め
今旅立つあいつの姿
マシンのうねりが
けだるい街をたたく時
何かがきっと待っている
誰かがきっと待っていると言った
あいつとマシンが去ってゆく
後ろ姿

友達ならいつでも呼んでくれよ
恋の仲介は御免だね
ホーローカップのコーヒーの湯気
あいつのゴグルを曇らせる
マシンのうねりが
けだるい街をたたく時
この街もなんて素敵だろう
だけど誰かがどこかで待っている
あいつは去ってゆく笑って
後ろ姿

★Music Memo★
唯一バイクが出てくる歌です。
作ったはいいが
後半部のkeyが高くって
大変難し~~~!
未だに唄いこなせません。

ks-046★道

2005-12-30 11:00:28 | Old Songs
    Words&Music/Kenzaburo

誰でもひとは 振返ってしまう
長い人生の狭間に出会う時
何かがほしいと思ってみても
自由にならない自分が歯がゆくて
どこまでも深い
泥沼の中
もがき苦しみながら
生きてゆくのか
おお神よ 私の道は何処ですか
おお神よ 私の道は何処ですか

誰でも自分の道だけを歩いてる
私には私の道がある筈
人生の迷路に迷ってしまったら
他人の道ほど綺麗に見えるもの
青春という
泥沼の中
さがし求めるものは
何処にあるのか
おお神よ 私の道は何処ですか
おお神よ 私の道は何処ですか

おお神よ 私の道は何処ですか


★Music Memo★
僕は無宗教だが
崇拝してるものがあるとすれば
それは父や母や兄妹やその連れ合い
すべてひっくるめた家族だ。
とくに父母が僕には神だ。
それ以上もそれ以下もない。

ks-045★新しい朝

2005-12-30 10:59:05 | Old Songs
    Words&Music/Kenzaburo

いつしか別れた二人だが
それぞれの道を歩けない今は
ふりむけばそこに何もない
懐かしい暮しの欠片もない

やがて人生の辛さを知り
もう少しだけ もう少しだけ
ここに居れば明日はきっと歩き出す

時の流れに逆らいながら
自分勝手に生きてきたから
遣る瀬無い今はただ考えて
そのうち自由がはじまるさ

新しい夜明けに駆け出して
傷ついた君を抱きしめて
明日になればきっと君も歩きだす

未だ見ぬ未来へ飛び出そう
夢が夢で終わらぬように
やがて吹き始める風に乗り
解き放たれた鳥のように
果てしなく青い大空へ飛んでゆく

★Music Memo★
新しい(朝)と書いて
(あした)と読みます。
軽快なストロークと
マイナーな前半とメジャーな後半の
はっきりしたところが
自分では気に入ってます。

ks-044★李 小龍

2005-12-30 10:58:02 | Old Songs
    Words&Music/Kenzaburo

白い雲の天高く
あなたは遠くへ消えて行った

悲しみはつきぬとも
人はあなたを求めていた

新しい夜明けがくると
信じていたのに
輝く未来のドア閉じてしまった

言葉にもなりません
ただあなたを求めていた

すばらしい明日がくると
夢見ていたのに
帰らぬ時代の中に生きていけるだけ

★Music Memo★
Fanならわかりますよね。
そう。偉大な彼の事です。

ks-043★ホンキィトンクで

2005-12-30 10:56:56 | Old Songs
    Words&Music/Kenzaburo

ダルマのボトルに名前を書いた
あいつの笑顔を想いながら
そして今日の出来事を書く
これが私の日記帳
グラスを傾け ひとりで笑う
マスターまた太ったみたいだね

Music Memo★
19XX年夏
小田急江ノ島線の東林間駅の改札を出て踏切を渡る
遠くに大山などの丹沢連峰を見ながら歩くと信号に
ぶるかる。左折すると緩い坂道になっていて畑が広
がる中に4軒長家風の建物がぽつんとある。
向って一番左が炉端「畑」その右がホンキィトンク
でチャールズブロンソンをつぶしたようなマスター
がいた。始めて入ったらまだ明るいというのに店内
は泥酔したよっぱらいばかりだった。
ホンキィトンクとは「よっぱらい」という意味で。
まさに楽しい店だった。ホンキィトンクは今はない。
炉端「畑」は今もあって、2代目大将の人柄もあって
人気の穴場になっている。