湘南話し方センター / 姓命学研究所

神奈川県平塚市で開設して40年になる話し方教室です。心とことばの研究所として統計学も含め、たくさんのご相談あり。

北風と太陽の教訓とは

2021年07月19日 | 湘南話し方センター

 

イソップ童話の中に「北風と太陽」の話はご存知の通り。

 

北風と太陽の言い争いがはじまりですね。

 

「どちらが強いか」 

ということで力比べの勝負をする事にしました。

 

「道を歩いている人の上着を脱がせた方が勝ち」 

という簡単なものです。

 

まず北風は力一杯に冷たい北風を吹いて上着を吹き飛ばそうとします。

しかし旅人は寒さにぶるぶると震え上着をしっかりと押さえてしまい、

脱がせることはできませんでした。 

 

対して、太陽はさんさんと光を照らします。

最初は優しい暖かさで旅人を包んでいましたが。

だんだん日差しが強くなっていくと

あまりの暑さに旅人は上着を脱いでしまうのでした。

 

これで勝敗は太陽の勝ちとなります。

 

 

手っ取り早く乱暴な手段を取った北風よりも

ゆっくりと気長に着実な方法を選んだ太陽の方が強かったというわけです。

 

 

この話には、

人間関係の中で相手に対する説得の仕方にも通ずるところがあります。

 

自分の思い道りに相手に行動を起こしてもらうか、

むしろ引き金となり、反発反抗の源となってしまうのか。

 

この童話には大切な教訓が含まれています。

 

あることについてはベテランでも、

話し方(戦略)のまずさから誤解を招いてしまう。

 

このように湘南話し方センターでは、

例を様々用意しながらご指導させていただいています。

 

夏季集中セミナー(個人指導)も枠が少なくなってきています。

ご興味のある方はこちらをご覧ください。こちら

大変お得に受講できます!

 

 

 

今日の日も明るい心で心でコロナに負けない日でありますように。

 

 

湘南話し方センター
所長 松永洋忠


自己否定感が自己肯定感に変わった

2021年07月18日 | 湘南話し方センター

私は正直言って親から褒められた事は一度もありませんでした。

 

「何やってんの、何でこんな簡単なことが分からないの!」

「バカじゃないの!なに考えてるの!」 

「しょうがない子だな!」

 

心(耳)に残っている言葉は否定的な言葉ばかり。。。

 

それは私が小学生の時から大人になって結婚して子供が出来た今もそうです。

 

だから、子どもの褒められた気持ちが全く分からないまま、現在に至りました。

 

しかし、このままでは一生自己否定ばかりの人生。

 

そんな中、湘南話し方センターでは、

一回体験受講が出来るという項目に惹かれて、

まずは行ってみようと決心しました。

 

実際に教室へ行ってみると

自分が想像していた話し方教室のイメージとは全く違い、

先生スタッフや皆さんの明るさ。

そして、何か 『心の故郷』 に来たようなそんなイメージでした。

 

もっと難しいことを勉強するのかと内心不安ばかりでしたが、

お話の内容はとても分かり易く

「なるほど!」 「やっぱり!」 と共感する事ばかり。

 

 

そして、実習で他の方のお話を聞いた後、私も自己紹介を体験すると聞き、

もう口から心臓が飛び出すのではないかと思う程緊張して

自分の番が回って来た時は頭が真っ白。

「こんな所に来るんじゃ無かった・・・・」と一瞬思いました。

 

ところが、話し終えた後、先生からほめ言葉を頂いたのです。 

「コロナのこの時に素晴らしい向上心ですね」 

「今度は、先ほど勉強したことを意識してやってみましょう。」

と更に実践のチャンスをくださいました。 

「これだ!!」 

「この気持ちなんだ。私は、もっともっと周りから認められたい!褒め言葉に飢えていたのかも!」 

 

あれから3ケ月、沢山褒められたい! と思っていた私は、

教室での実践の後必ず「この次は」と、具体的に指導してくださるので

実践するたびに褒められ続けてきました。

 

自己否定や自己嫌悪も忘れ、

今は教室に通うことがとても楽しくなりました。

 

 

同じような思いをしている方にも是非お伝えして行きたいと思います。

 

                事務職員 (女性43歳)

 

 

嬉しい感想をありがとうございました。

 

今日の日も明るい心でコロナに負けない日でありますように。

 

湘南話し方センター
所長 松永洋忠

 


真のライバルは自分自身

2021年07月17日 | 湘南話し方センター

中国の王腸明のことばの中に

「山中の賊を破るは難し」

と言うものがあります。

 

 

山中の族とは、

自分の心にある弱気で甘く外界の誘惑に流されやすいもう一人の自分の事です。

 

王腸明の主張をもっと身近なことばに直せば

自分を律すること、すなわち自己管理が必要だということでしょう。

 

 

ある方から

「ウォーキングを始めてからもう35年になるんですって?

しかも毎日欠かさずに? へえ~!!スクワットもですか!ストレッチするのも大変でしょう」

と言われた時、

「いえ別に何ともありませんよ、決めたのは自分ですし、恩恵を受けるのも自分ですから」

と私は答えました。

 

人によってはキザと思うかも知れませんが

弱い自分に負けないためのささやかな自己管理(術)程度に思っています。

 

 

今年で40年 地元神奈川県内で始めた教室活動も、

同じく、自分を律する為でもありますね。

 

一人でも多くの方に喜ばれる事が自分の活力となる!
と自分に言い聞かせています。

 

何かとご支援下さっている方々には感謝!感謝!の気持ちを忘れることなく

これからも恩返しをしていきたいと考えています。

 

些細なことでも継続する事の重要性を、日々深くかみしめています。

 

 

今日は人から言われた言葉がきっかけで
自分自身の心を見つめてみました。

 

いつもありがとうございます。

 

今日の日が明るい心でありまよう。

そしてコロナに負けない日でありますように。

 

 

次回の平塚教室は7/24㈯です。
成果発表が近づいてまいりました。

 

受講生もこちらもドキドキしています。

 

湘南話し方センター
所長 松永洋忠


ほめことばで人間関係も料理の味も変わった

2021年07月16日 | 湘南話し方センター

「今日のうどん、とっても良い味にできたね」

「麵のゆで加減も丁度いいし、汁のだしも良く出てるね」

という具合に、

私は話し方教室で学んだ「ほめことば日常に使う」ことを

心掛けることにしています。

 

今までの私は、ほとんど人をほめることはありませんでした。

 

調理員さんに対しても

「このニンジン切ったの誰?馬が食べるんじゃないわよ!」

と言うように、

気が付いたことをストレートに口に出して注意をしていました。

 

美味しい料理を作ろう!!  

みんなが喜ぶ料理を作ろう!!  

 

と思っても、これでは人間関係が悪くなるだけなく、

料理もおいしく出来るはずがありません。

 

 

そんな時、私はほめるという事を学び、

「なる程~!」と思ったのです。

 

早速職場で「ほめことば日常に使う」ことを意識していたら、

味にうるさい学校の先生に

「この頃給食がおいしくなった気がする」

「ス―プは温かいうちに飲むのがおいしいよね」

などとほめことばをいただいたのです。

 

私は内心

「やったー」と思いました。

 

自分がほめことばを使ったことで、

調理員の仲間一人一人が

おいしい料理はどうしたらいいかを考えて作ってくれるようになったのです。

 

 

「あの味にうるさい先生が、この頃給食がおいしくしくなったってほめてくださったよ」

 と報告。

私は、もう嬉しくって

「皆のお陰だわ、ありがとう」

と心からお礼を言いました。

 

すると調理員仲間達も大喜びでした。

 

 

大人でさえ、良い点をほめることで研究熱心になり、

やる気を起こし、これ程変わったのです。

 

子供たちにほめことばを使うと、

もっともっと伸びていってくれるのではないか、と思いました。

私はこれからも良い点はどんどんほめていくつもりです。

 

 

昼間仕事を持ちながら教室に3ケ月間通う事は本当に大変なことでした。

 

しかし、家族の協力と先生方指導員の方に励まされて続けることができました。

本当にありがとうございました。   

 

 

 

受講生の感想文より

 

 

今日の日が明るい心でありますよう。

そしてコロナに負けない日でありますように。

 

湘南話し方センター
所長 松永洋忠


何気ない一言で、体にまで影響が・・・

2021年07月12日 | 湘南話し方センター

ある50代の女性が胃下垂で病院に行きました。

その時心療した医師がうっかり

「これは一生治らない」

と言ったところ、その女性は極端な小食になってしまい

見る影もなくやせ衰えてしまいました。

 

医師が言ったのは別に深い意味があったわけではないのですが、

それ以上に、

それから来るストレスが身体を痛めつけるようになりました。

 

医師からの何気ない一言が、

それ以上に体を悪化させてしまったのです。

 

そんな時

「ちょっと聞いて。私の胃下垂、一生治らないんですって(T_T)」

と誰かに話したところで解決にはなりません。

 

困り果てたその女性は、

結局、心療内科の門をたたき、

「あなたの食事がとれないのは胃下垂よりも胃下垂恐怖症である」

と説明されてやっと正常な状態にもどったと話していました。

 

言ったほうは軽い気持ちでも

受け止めた方は重症化してしまう・・・

 

これと似たような例はよくあることです。

 

言葉は大切です。

言葉の力は大きいのです。

 

次回もこの様な事例を紹介いたします。

 

 

今日も明るい心でコロナに負けない日でありますように。

 

 

湘南話し方センター
所長 松永洋忠

 

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