もう何年か前のことです。
仕事で新橋に行き、そのついでにサウナが大好きな私は、
新橋のサウナに行き、お風呂に入ろうとしたところ・・・
「あれ?」
「千代の富士だ!」 (元横綱千代の富士関が親方の頃です)
丁度お風呂の脇の木の囲いに座り、くつろいでいる様子だったので思わず声かけをしました。
「お疲れ様です。」と
同じ北海道生まれということもあり雑談がはずみました。
気さくに話してくださっていたので、
「ところで、千代大海関の最近はいかがですか?」(当時大関の時でした)
すると
「あいつは練習が足らないんだよ」
と一言。
※「千代の富士」183センチ127キロ31回の優勝を誇る日本の大横綱。
8年前すい臓癌で協会の理事の時58歳という若さで逝ってしまいましたが、
言葉には凄い重みを感じました。
今年の2月に30代~40代の人を対象に歴代の力士の中で好きな力士№1は?
のアンケートを読売新聞社が行ったところ3000人中2291人人からの回答の中で
何と!ダントツで「千代の富士」とありました。
その千代の富士が言った言葉。
「練習が、、、、」
実はどんなスポーツも全く同じです。
誰でも一般的には普通に話せます。
しかし、いざ改まると、「考えていた事の半分も言えなかった。」
そんな体験はありませんか。
話し方には沢山のル―ルがあります。
人前での話。
完璧に何でも全て上手
という方がいるとしたら是非ともお会いしたいとつくづく思います。
人間関係もこれで良い!とは中々いかないものですね。
練習、練習、練習、
その成果をオリンピックでも競い合い、
さまざまな諸事情はありますが、その成果を発揮されるでしょう。
今日の日も明るい心でコロナに負けない一日でありますように。
湘南話し方センター
所長 松永洋忠
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