湘南話し方センター / 姓命学研究所

神奈川県平塚市で開設して40年になる話し方教室です。心とことばの研究所として統計学も含め、たくさんのご相談あり。

有難うの言葉は感謝なのか

2021年06月22日 | 湘南話し方センター

ある住職による講話の中で『有難う』の意味を聞き「なるほど!」とより深く理解を深めることができました。それは、「ありがとうございました~。」「ありがとうございます」これらはよく使う言葉ですね。例えば、感謝の意味を分析すると『感ずる』謝罪の『謝』 は謝る。という事から、「私の至らぬ点をご指摘下さりありがとうございます。」 「いつもご迷惑をお掛けして申し訳ありません。ありがとうございます。」

という意味があることを聞き、改めて『有難う』の意味を深く感じました。

確かに接客や接遇も含めて、日頃から何気なく使っている『有難う』の言葉はよく使います。漢字の意味は

本来ある事べきことが困難である。という事が「有難う」という意味です。例えば、レストランに行って店員が飲み物を持ってきた。そんな時は「有難う!」それは、誰かの力を借りるからです。とおっしゃっていました。

【謝】は、弓矢を打つ。そこに、【言】があるので心を込めて一心に謝り【謝】する。

仏教用語とは言え、深みのある言葉ですね。

言葉はすばらしい!!! 

今日の日が明るい心でありまよう。
そしてコロナに負けない日でありますように。湘南話し方センター
所長 松永洋忠 


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