しょうじしょうじのブログ

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レトロな町並み秩父路、河原で水遊び

2022-08-10 16:37:06 | 日記
相変わらずの夏らしい天気に誘われて、子どもたちと秩父を流れる荒川にきました。
山登りもそうだけど、実は秩父は便利なのでよく行く。
飯能から正丸峠を抜けてクルマで約1時間もあれば美味しい空気と澄みきった冷たい水にであえる。

炎天下道路は熱すぎてSUZUKIアルトも相当な悲鳴をあげていたことでしょう。

秩父神社脇のパン屋でパンを、安田屋で肉をと思っていたのですが、安田屋はあいにく休み。



ここの豚肉の味噌漬けは絶品です。
それからここのメンチカツをパンに挟んで食べる幸せは何と表現できようか。
娘たちにも味わわせようと思ったが残念。
気を取り直してスーパーで肉を買い求めました。







ここ秩父鉄道秩父駅から西武鉄道秩父駅までのあいだは、とてもレトロな店ばかり。

安田屋となりの食堂パリー。
路地裏からは、換気扇から美味しいにおいが味わえ、オマケに店の主人がサク、サクと揚げたてのカツを切り分ける音が聞こえる。
ヨダレが垂れる音だこと。

正面玄関は、超レトロな店構え。

写真館も四つ切カメラが店先でお客をおもてなし。






この路地でひとりで来たときはゆっくりと過ごしたいなと思いつつ、店を冷やかしながら足早に通り過ぎる。













河原に着いたら焚火をおこしてアミを置けば立派なパーべキューができるというもの。子どもたちが水遊びするのを横目にしながら、汗をかきながら火をおこす。
あ~ビールが飲みたい、と思えどクルマなのでNG。









塩コショウで味付けした肉を火にかけパンに挟む。
ウ~ン旨い〜。子どもたちのニコニコした笑顔が自然と溢れ出た。

ぬか床容器と統一教会、政治のゆ着

2022-08-09 14:00:23 | 日記




いまはやりのツボならぬ、ぬか床容器を8000円で購入した。
地元の荒物屋で店のおじさんに「これだけ」と言われて。
重量感ある陶器でできた容器は、代々継ぎ足した塩分を含むぬか床を受け入れてくれる。

こういう漬物容器は最近生産してないようだが、塩などで劣化したり環境ホルモンが溶けだすポリエステル容器のような心配もない。ましてや風通しの良いところに置けば温度も一定に保たれる。
こういう容器は、長年の先人の知恵が詰まっていると思うので是非とも復活させてほしい。

はやりついでに「統一教会 ツボ」で検索したら中古通販サイトで統一教会のツボの販売をしていた。





販売者のコメントは次のようなもの。
「いちばんは、教団に引き取りをお願いしたい。
本来なら購入金額である470万円の返金をお願いしたいです。」



中には聖地の塩と葉を70万円で販売。
「母が他界した為出品します。
母は熱心な統一教会信者でした。
自分は入信してないので、価値のわかる人に持って頂きたいと思い出品します。
母が聖塩だけで70万献金して手に入れたみたいです。他のものも付けます。」





ざっと見ただけでも統一教会に入信した人たち自信か家族がオークションで訴えている。

人の不幸につけ込み、探しては不安をあおり、壺(ツボ)や置物などに超自然的な霊的力があるように思わせ、不当に高い値段で売り込む商法。

この霊感商法詐欺を白昼堂々とやっていた統一教会を自民党政治が結託していたとしたらこれを何と言うのか。

さて、被害者が続出しているこのような政治のツボに値段を付けるとすればいくらなのでしょう?

深い悲しみはことばにできない〜映画『雪道』を観て〜

2022-08-08 09:57:00 | 日記
「私共は大日本帝国の臣民であります。私共は心を合わせて天皇陛下に忠義を尽くします。」

「皇国臣民ノ誓詞」を朝鮮半島の学校で率先して日本語で朗読しているカン・ヨンエは優等生だ。女学校に通い、日本人に認められる立派な朝鮮人として教師を目指していた。
そのヨンエは、突然警官に連行された父親のためにも女子勤労挺身隊に志願することになる。

日中戦争の戦局により支配地域が拡大し、日本人だけでは国内軍需産業や炭鉱での人手不足が顕著に不足していた。それに従い朝鮮半島や中国から徴用、あっせんなどにより多くの人々が動員された。一説にその動員は23万人ともいわれる。

1944年、日本は戦況悪化で朝鮮半島にも徴兵制を敷くようになる。その際に、ヨンエの父親もどこかに日本人の手によって募集や徴用によって送られたのだと思う。

カン・ヨンエとともに15歳の少女チェ・チョンブンは、貧しいため学校にも行かせてもらえず、日がな綿花の糸繰り作業をさせられては、母親に叱られる毎日をおくる。

チョンブンは、いつしかフカフカな真っ白な綿の中でゆっくり寝そべりたいと思う事を夢見ながら働く。

物語はそのふたりが「いい仕事がある」とあっせんする男たちに連行され慰安所で奉仕させられることになる。

後に男たちにうつされた梅毒で処刑されることになる同僚の少女は、チョンブン、ヨンエと日向ぼっこをしながら「病気になったほうが男たちを相手にせず休める」と冗談を飛ばし合う。
彼女たちは、隣で同僚たちが次々と性病となったり、あるいは絶望し自ら死を選んで亡くなっていく中でも必死に励ましあって生をつなごうとする。

そんなある日、この慰安所も硫黄島に軍隊を送るため閉鎖となるという。日本軍の送別会のような宴のあと、彼女たちは目立たない場所に連行され突然日本軍により銃殺される。証拠を残して次の戦場に行けないとばかりに少女たちは銃弾にたおれる。

そしてチョンブンとヨンエは、その場の気配を察して慰安所から奇跡的に脱出するのだが。。。

『雪道』で描かれた少女たちの運命は、アジア各地、日本、朝鮮、中国、ベトナム、ミャンマー、タイ、シンガポール、フィリピン、インドネシア、東ティモール、パプアニューギニア、ポリネシア無数の日本軍が侵略した地に慰安所が設置されている。

1991年一人の韓国人女性金学順(キム・ハクスン)さんが慰安所での日本軍による性暴力を告発し名のりを上げ、またたく間に韓国国内だけではないアジア諸国やオランダの女性たちが暴力被害の声をあげていった。
1992年、金学順さんの勇気ある告発に動かされた歴史家の吉見義明さんは、日本軍が慰安所の設置を指示した公文書を防衛庁の図書館で発見し、政府も「軍の関与は否定できない」として「(すべての被害者に)お詫びと反省の気持ち」を述べた河野談話に結実していく。
その後も女性たちは、このような慰安所と慰安婦の実態について調査は2000年12月の日本軍製奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷が各国の公的な裁判員を集めて行われる。その膨大な資料は、日本の侵略戦争を美化する声にかき消されそうになりながらも被害女性の告発を具体的に証拠を積上げていった。

余談となるがNHKでも女性国際戦犯法廷は取り上げられたものの湾曲的なコメントを意図的に行っていたりや被害女性や元日本軍兵士の証言もカットされているものだったという。この背景には、この番組への政治介入があり、街宣車がのりつけ、安倍晋三らによって圧力が加えられたという。

日本軍慰安所マップ | 日本軍慰安所マップ

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日本軍慰安所マップ


私は、映画を見ていて何度も涙をこらえることができなかった。凄まじい暴力に耐えながら、命をつなごうと必死に15歳の彼女たちが生きようとしている姿があり、「いま」を慰安婦とされたハルモニ(おばあちゃん)となっても生きているからだ。

戦後80年が経とうとしている今でも、ハルモニたちは二重三重の苦しみ、慰安婦であったことを「沈黙」してきた。
それは世間が強いてきたことではないだろうか?
声を上げれば非難を浴びさせらる。
昔の話ではなく、声を上げたハルモニたちや性暴力被害女性たちの「いま」なのだと思った。
その生涯に苦しみながらも、自らが立ちあがって訴え続ける姿に心打たれた映画だった。

ぜひ多くの方に戦争への道に突き進もうとする今だからこそ観て欲しい映画です。

韓国映画で映画名:雪道

公開日:8月6日〜19日までと、8月27日、28日
上映時間①10:20②13:00 ③15:40

上映館:シネマハウス大塚

シネマハウス大塚

自由な表現と創造の為の広場として地域に開かれた多目的スペース

シネマハウス大塚



バイカル湖のほとりでウォッカ飲みてー

2022-08-04 01:53:30 | 日記
地図を片手に本を読む話ついでですが。

ウクライナの大型貨物飛行機「ムリーヤ(夢)」がロシア軍の攻撃で残がいとなっている記事を読んだ。ゼレンスキーは、ムリーヤ2号を作りたいと言っているようだか、8000億円かかるというので「そりゃムリーヤ」!(笑)と言ったとか言わないとか。

でも考えてみれば、これからの時代、地球規模の温暖化や飢餓など考えると圧倒的上位に武器や拳銃などがワースト1位となってほしいが飛行機もいらないものランキングベスト10入りしそう。

その意味で、これからは船で海をわたり、バスや電車のようなゆっくり各駅停車の乗り合いの時代だと感じる。

むかし韓国に行ったとき大邸まで友人の母親を訪ねて行ってからというもの、バスや電車で気ままに移動するのが好きになった。

そのあと上海から蘇州を経由して南京大虐殺記念館、ホーチミンからニャチャンというベトナム中部の漁村に行ったときは夜行電車で朝に到着、モロッコではマラケシュからジミヘンの逃避行した別荘のあるジブラルタル海峡のみえるエッサウィラにジャジューカというモロッコ民謡を求めてバスで移動した時の事を昨日のことのように覚えている。

ユーラシア大陸もそのうち是非とも行きたい。北京からモンゴルを経由してイルクーツクへ。テント泊しながら、安いウォッカを飲みバイカル湖を眺めるのも楽しそう。

そういえば、バイカル湖には、イルクーツクやバイカル湖周辺でしか食べられないという幻のサケ科の魚「オームリ」がいるそうな。そんな魚を求めて旅するのもありかも。
「オームリ」かな(笑)
大陸を横断するシベリア鉄道の旅。夢を叶える寝台特急【ロシア号】列車チケット予約|ユーラスツアーズ

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地図を頼りに本を読む〜『ロシア新戦略』はロシアの地政学的知識とともに〜

2022-08-01 15:46:55 | 日記
『ロシア新戦略』(トレーニン著∶作品社)などを読んでいると地図上のどの地域を書いているのか地図を片手に読み進めると意外と立体的に理解がすすむ。
南オセチア共和国とアブハジア共和国、グルジアと言ったってどの地域にあるのか手探りだったが断然わかるようになってきた。
ソ連邦が崩壊した事を社会主義の終焉などと手放しで喜んでいるのは大間違いだと思う。
東欧、ソ連邦解体による新たな領土分割戦争がこの30年あまりの空白期により深刻になっていたということか。ウクライナへのロシアの侵略戦争もそうだが民族や国家間、軍事同盟による分断戦争や善悪二元論ではなく、多民族共生やエコロジーをめざす社会ビジョンがいかに可能かという視点とともに考えねばならないだろう。
人類的叡智が必要とされている。