パッケージを見直したら、確かにUSB携帯充電器を接続すると書いてある。そもそも汎用のUSB電源として企画されたものではないということか。とはいえ、クルマで5Vが使えれば何かと便利。さらに、改造で用意に出力電圧が変更できるのであれば、さらに応用範囲も広がろうというもの。
で、分解。ラベルを本体の継ぎ目に沿って切り、先端のネジになっている樹脂部分を外せば、あとは6つの突起ではまっているだけなので、分解は比較的容易。シンプルな構造だ。基板には、MARTKING ELECTRONICと書かれている。検索してみると、中国の明科電子という会社で、ACアダプタや充電器を作っているメーカーの製品とわかった。http://www.martking.com/cp12.htm にある、MK307というのが、この製品のようだ。写真を見ると色違いもあるらしいが、その色のラインナップがいまいち。黒以外はちょっといただけない。
MK307でwebを検索してみると、どうやらこの製品には5V出力のものと5.5V出力のものがあるようだ。105円のものは、5.5V用の定数になっているようだが、ラベルもそれにあわせて欲しかった。(5.5V表記のラベルもあるとしての話だが)
ところで、同じページの MK303 の写真に写っているラベルを見ると、この会社はシーメンスにもシガーソケットアダプタをOEM供給しているようだ。それはいいのだが、 このラベル上には「MADE IN FINLAND」ともかかれている。本当なのか?