(出来上がりイメージ)(注1)
この週末は、子供が熱を出してしまい、デバッグは進まず。サッカーどころでもなく…。
というわけで、最近我が家で定番になりつつある、簡単トマトのパスタ。まな板も包丁も使わずに、最小限の材料と手間でできる。しかも当然うまい。市販の安いレトルトや缶詰のソースよりはるかにうまい。そんなものと比べちゃいけない。比べるなら店のパスタと比べたいぐらい。でも、値段は安い缶詰のソース並か下手するともっと安い。材料費はソース4人前で、120円ぐらい?
(注)実行に移す前に、最後の注意事項は必ず読んでください。
[道具]
- フライパン … 大き目が楽。最低 24cm は欲しい。
- フライパンのふた … ソースの飛び散り防止に必須。安物でも良いので買っておくべき。
- 大き目の鍋 … パスタをゆでる。
- おろし金
[材料] (4人前)
必須:
- トマト水煮缶 … 1缶 (400g)
- ニンニク … 1かけ(中国産の場合は、1個1個が小さいので、2~3かけ。ここは好みで)
- オリーブ油もしくはサラダ油 … 大さじ3(具にツナのサラダ油漬けを使う場合は、大さじ1) 油は目分量で可。多目がうまい。オリーブオイルでなくても全然問題なし。
- 塩、コショウ … 適量
- 砂糖 … 2つまみ(無ければ省略可能)
- パスタ … 1.7-1.8mm スパゲティー、もしくはお好みで。
オプション:
- ひき肉 … タンパク源のほしいときに。豚でも牛でも合い挽きでも可。好きなだけ。先に炒めて火を通しておく。
- ツナ缶 … ひき肉の代わりに。サラダ油漬けでも野菜スープ漬けでも可。いずれの場合も、缶の中身を全部トマト缶と同時に入れる。なお、サラダ油付けの場合は、その分、もとの油を控えめに。(大さじ2杯分マイナス)。
- オレガノ … 好みで。私は好きなので入れてます。入れすぎに注意。最初は2ふりぐらいから。
- 野菜ジュース … トマトベースの(甘味の無い)ものを 100cc ぐらい。パセリなどが入っているので、香味野菜代わりに。食塩有り無しは問わない。なお、にんじんベースのものや果汁の入ったものは不適。
- ワイン … 赤でも白でも可。50cc ぐらい。適当で。無くても大勢に影響は無い。
[作り方]
- フライパンに油を入れ、油を入れ、点火。中火に。
- ひき肉を入れるのなら、ここで火がとおるまで炒めておく。
- フライパンにニンニクをおろし入れる。
- ニンニクがじゅわじゅわしてくるのを待つ。
- ニンニクの回りから泡が出てじゅわじゅわ音がしてきたら、菜箸で軽く炒める。ゆっくり10数えて火を止める。(ニンニクに色をつけないように注意)
- トマト缶の中身をフライパンに入れる。熱い油が跳ねる可能性があるので注意する。
- 野菜ジュース、ワイン、オレガノ、ツナ缶を入れるならここで投入。
- 砂糖 2つまみを入れる。
- フライパンに蓋をする。蓋は1cmぐらいずらして蒸気の逃げ道を確保。再点火。沸騰するまでは強火で、沸騰したら弱火~中火に。
- ソースっぽく、ねっとりするまで煮詰める。強めの火なら15分ぐらい。強めの火にすると早く煮詰まるが、気をつけないと煮詰めすぎて焦げ付かせてしまう可能性があるので、鍋から離れないように注意。
- 煮詰まったら、塩とコショウで味付ける。このソースは、あまり塩味が強くしないようがおいしいので、入れすぎには注意。塩味が足りないかなぐらいで十分。
- ソース完成。
- パスタをゆでる。袋の指示に従って。
- フライパンのソースに、ゆであがったパスタを投入して、あえる。
- 皿に盛り付けて完成
[注意]
- サンプル写真で、ソースの中に灰色がかったつぶつぶが見えるのは、ひき肉。(前日の「肉そぼろ(!)」の残り) 多少の味付けは、煮込みの過程で抜けてしまうので OK。ソース4人前、パスタ3人前なので、ちょっとソースが多目。(これがうまいので、我が家はいつもこの割合だったりする)
- 煮詰めている間、パスタとあえるとき、とにかくソースが飛び散るので、覚悟をしておく。汚れてもいい服、もしくはエプロンで完全防備。
- 砂糖を入れる目的は、トマトの酸味を抑えるためと、コク感アップ。邪道に思えるが、効果的。(禁断?) 味見しながらもう少し入れてもよいが、入れすぎると味のバランスが崩れてしまうので注意。
- 料理本ではニンニクはおろすのではなく必ずみじん切りにするが、家庭料理なので気にしない。
- ソースの塩加減には注意すること。「塩の味」がするほど入れてしまうと多すぎ。甘くは無いが、はっきりした塩味もしないぐらいでちょうどいい。塩を入れすぎてしまった場合は、砂糖を追加することで、ある程度まではリカバリー可能。味がぼやけていくけれど、食べられないよりまし。
- ソースは冷凍保存可能。
- トマト水煮缶は、カットタイプが楽(そのままフライパンに投入できる)だが、ホールタイプの場合は、手で握りつぶし(砕き)ながら投入。その際に、トマトの中のジュースが飛ぶ可能性があるので注意。握りつぶす前に、親指で果実の脇の部分を切り裂いて、中のジュースが破裂しないようにするのがポイント。