前半はこちら
前編であったとおり、漆でかぶれて恐怖心が沸いてしまい、最後の工程を先延ばしにしてました。
結局嫌になるくらい、かなりかぶれました。
触れた箇所の指先とかでなく、お腹や脚など、皮膚の弱そうな箇所にミミズ腫れみたいなものがちょこちょこと。
皮膚科に行ったものの、漆はひと通りかぶれたら治るから、とのこと。しかし治りがとにかく遅い。
とはいえ中途半端な状態で置いておくわけにもいかないので、やる気を振り絞って最後の漆コーディングを終えました。
工程としては、漆で器をくっつける→金を塗る→(ここから再開)
漆で重ね塗りしてコーティング→余計な金を取る
全て終わった完成品がこちら!
漆でコーディングされて、金が剥がれなくなったはず。
見て分かる通り、漆がかなり金の周りに染み込んで、器が茶色っぽくなってしまいました。
はみ出し厳禁なのは分かっていましたが、皿の材質によっては染み込むので、より細く金のみに塗らないといけなかったようです。
細かいお皿のヒビ(わざとつけてるやつ)に金が付着して、何度拭いても取れないという事象も発生。
お皿の真ん中の方も金が煌めいてます。
わざとじゃないけど、まあ許容範囲かな。
水洗いもカレーも全く問題なしに使えてます。お気に入りのお皿をまた毎日使えて大変満足