現代最強の未来予知学

ブッシュの当選と再選、ブレヤーやプーチンの出現、世界の異常気象、中東の大混乱などを1999に予言した飯田亨の陰陽自然学

起こり始めた時代の大変化、最近のニュースを追ってみよう

2008-04-17 09:33:27 | Weblog

2008年4月からの大変化
それまでの九十年間、世界を支配してきた政治経済、文明、イデオロギーのすべての鎖が崩壊を始めて根底から変わる。すなわち近年における歴史代変換の革新期と考えられる。世界の政治経済と技術文明の近代化、システム統合画一化を続けてきた長い旅路が最後の加速をし、2008年四月~六月にその画一化の鎖が解け始め、十月に完全崩壊する。旧潮流の事実上の終焉である。しかし、それは次の時代への強烈な新分裂解体の芽を宿している。(地球核力激震10年 22ページ)
何が変化するのか
過去の常識、既成概念、価値観の一切である。人為の激動、強制的天変地異を通じて、政治経済、文明の常識、規制概念、価値観の一切が通用しなくなって生まれ変わり、天地自然の様相さえも激変する。一部が壊れるのではなく、あらゆる領域で一度崩壊して新生出直しとなる。(同21ページ)

起こり始めた時代の大変化、最近のニュースを追ってみよう

明治以来の官僚支配の牙城・財務省が弱体化日本では日銀副総裁人事で前代未聞の騒動となっている。 これは小沢氏と福田総理の単なる政治的対立ではない。政府の明らかな権威失墜と明治以来の日本官僚支配の牙城・財務省が弱体化、戦後の復旧をなしとげた財政癒着システムが解体しつつあることを意味する。

240年続いたネパールの王制が廃止
ネパール、制憲議会選挙の投票始まる(10日TBSより)
10年間に及ぶ内戦が続いたネパールで10日、新しい憲法制定に向けた制憲議会選挙の投票が始まりました。選挙では、王制の打倒を掲げて武装闘争を続けてきた毛沢東主義派がどこまで票を伸ばせるかが焦点ですが、主要政党はいずれも共和制に移行することですでに合意しており、240年続いたネパールの王制は廃止される見通しです。

温室効果ガス規制がやっと米国でスタート、京都議定書に抵抗していた米国が動けば中国インドも動かざるを得なくなる。世界のエネルギー地図と経済成長に影響を与えること必至である。
米 排出量取引法案6月採決へ(10日NHKより) アメリカの議会上院は、産業界に対して地球温暖化の原因となる温室効果ガスの削減を義務づけたうえで、排出量の取り引きを認めるとした法案について、6月に本会議で採決する見通しとなりました。

なぜ今、イスラエルは最大規模の戦時訓練を行うか、中東大紛争のはじまりである。陰陽自然学では重要な意味がある。一度攻撃が始まれば、ハマス、ビスボラ、シリア、レバノン、イラン、ロシアと米国が巻き込まれることになる。
イスラエルで大規模戦時訓練(10日NHKより) 中東のイスラエルでは、今週、ミサイル攻撃などを受けた有事を想定してこれまでで最大規模の訓練を国をあげて行っていますが、周辺のアラブ諸国からはイスラエルが戦争の備えを始めたという疑念から国境付近での警戒を強める動きも出ています。

チベット人権問題は、中国が「内政問題」と言い張っても、それでは収まらないで歴史大変化のきっかけになる可能性がある。人民元も8.1から6.99へと切り上げが加速している。台湾との接近、世界最大の外貨準備、オリンピック、主な輸出先の米国の不況、すべてが中国を大きく変える必然的な力となる。
IOC会長 人権問題改善促す(10日NHKより)IOC=国際オリンピック委員会のロゲ会長は10日、北京で記者会見し、中国政府に対してチベット問題を含む人権問題への改善を強く促す、異例の発言を行いました。切り上げ後初の6人民元台に(10日NHKより)中国の通貨「人民元」は、アメリカ経済が減速してドル安が進んでいる流れを反映して、10日、3年前の人民元の切り上げ以降、初めて1ドル=6人民元台に値上がりしています。中台が異例の会談 関係改善へ(12日NHKより) 中国の胡錦涛国家主席と、来月、台湾の副総統に就任する蕭万長氏が12日、中国で行われた経済フォーラムで異例の会談を行い、民進党政権の8年間で冷え込んでいた中台関係は改善に向けた一歩を踏み出しました。中国 外貨準備高171兆円に(12日NHKより) 世界一になっている中国の外貨準備高は、増加する貿易黒字などを背景に、先月までの3か月間にさらに10%増え、およそ1兆6800億ドル、日本円で171兆円に達しました。

食糧危機と価格高騰は世界的な問題になりつつあるが、ベトナムとインドがインフレ防止の為、米の輸出禁止した。世界的な食糧危機が政治危機に波及しだした。
ハイチ 議会が首相免職を可決(13日NHKより) 穀物など食料品の価格の高騰に抗議するデモが続いているカリブ海のハイチでは、混乱を招いた責任は大きいとして、議会がアレクシー首相の免職を可決するなど混乱が続いています。ハイチでは、米や豆などの食料品の値段の高騰で国民の生活に深刻な影響が出ていて、これに抗議するデモが今月初めから各地で相次ぎ、参加者が石を投げたりガソリンスタンドに放火したりするなどして、市民少なくとも5人と国連の平和維持部隊の兵士1人が死亡しています。 比 コメ価格上昇に抗議デモ(13日NHKより) 穀物価格が世界的に高騰するなか、コメを主食とするアジア各国でもコメの値上がりが続いており、フィリピンの首都マニラでは、12日、コメの価格上昇を抑えるよう政府に抗議する初めてのデモが起きました。コメの国際価格が高騰するなか、コメ輸入国フィリピンでも、コメの値段がこの3か月で最大30%上昇しています。


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2 コメント

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■北京オリンピックで加速する中国分裂-中国分裂後の世界の大繁栄? (yutakarlson)
2008-04-17 14:33:03
■北京オリンピックで加速する中国分裂-中国分裂後の世界の大繁栄?
こんにちは。特に中国の壊れ具合ますます酷くなってきました。国民一人当たりのGDPが日本の1/10に達するまでに、今の経済成長率を維持したとしてあと 20年かかる発展途上国、中国。その中国が抱える、100兆円もの不良債権!!今年度末にも忍び寄る中国バブルの崩壊。毛沢東を国家統合の象徴にできない中国中央政府の苦悩。分裂、統合また分裂が繰り返される中国悠久の歴史。このままでは、革命でもおきない限り、是正されない中国役人の腐敗ぶり。等など、中国の分裂の予兆は沢山あります。
私は現代中国はこのままだと、今後早ければ10年以内、遅ければ20年後には分裂すると思っています。ナチスドイツやソビエト連邦のような全体主義的国家がオリンピックを開催すると、年後には国が崩壊するという法則は、北京オリンピックでも例外ではないと思います。これを境に世界は動きはじめると思います。その、予兆はもうすでにあります。私のブログでは、中国分裂の筋書を何回かにわったって掲載しました。最終回は、中国分裂後の一つの筋書きで、世界の平和と大繁栄がもたらされる理想的なものを書いてみました。是非ご覧になってください。
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分裂と統一 (ふー太郎)
2008-04-17 18:58:13
欧州は民族自立で民族国家の樹立が好みのようだ。
実際のところ、民族の定義は曖昧だけれども、我々の目から見て、どう見ても同じ民族にしか見えなくとも、別民族らしく、国家は別だったりする。
一方で中国はなぜか統一思考だ。
秦の始皇帝の影響だろうが、統一した皇帝は偉大で、統一できなかった、もしくは分裂させてしまった皇帝は馬鹿だ、みたいな思い込みがある。
現共産党もWWⅡ直後のドサクサにまぎれて、統一行動を採った。また国民党の版図は共産党よりも広大だ。
基本的に少数民族以外で独立し分断経営しようと言う漢民族は皆無ではないか。
また55民族の内、自立して国家運営出来そうなのはモンゴル(外蒙古と合併で)、朝鮮、ウイグル、チベットくらいで、後民族は自立は出来そうも無い。
東北、華北、華中、華南、位に分裂すれば面白いけど、彼らの思想的にはありそうも無いのが残念だ。

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