※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
『歌の星』
住まいの片付けをしていたら、押し入れの奥にしまった段ボールの箱の中から、一台の古いスマートフォンが出てきた。
黒色、薄い板状で金属製、やや重みがあって、かつて、電気がある時代には液晶画面と呼ばれた綺麗な映像を映し出す部分には . . . 本文を読む
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
『リヴァイアサン』
ーまた聴こえた。
両親が営む街の花屋で働くルーラは、いつもと変わらない平日の客入りの少ない店の中で、お昼休憩を終えて比較的早く訪れた最初の客にあつらえた花を渡した時、それを聴いた。
& . . . 本文を読む
【ご案内】 ※小説本編は下部のライン以降から始まります
すっかり執筆が止まっているクワイエットワールド、しばらくは休載状態続きそうですので(御覧頂いている方には大変申し訳無いのですが・・・)、読み切りの超短編小説を新たに投稿することにいたしました。
私とシンガーのはなちゃんの二人で活動している音楽ユニット「うたのほし」の曲にまつわるショートショートの短編読切小説となります。
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※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
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QuietWorldに突然現れた、謎の若者、阿久津レイ。
彼は自らが完全なる自律型ヒューマノイドであることを隠さずに、柊博士をはじめとするこの集落の住人たちに向かって、一つの要望を示した。
このQuietWorldにしばらく自由滞在をするた . . . 本文を読む
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
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柊博士の言葉を聞いた皆のどよめきが室内に響いた。
阿久津レイと名乗ったその涼しげな顔の若者が、ヒューマノイドであるという。
つまりは、人の姿をしている彼はロボットであり、その人格はAI。
「まさかそんな・・!博士、 . . . 本文を読む