塩坂研究所研究日誌

日々徒然なることを。脳からダダ漏れに。

みちのくぶらり旅

2005年09月29日 01時15分06秒 | お出かけ
19日14時ごろ。石巻で竹内さんと別れ、さてこれからどうしようという事になる。
「奥松島のほうに走って、浜焼きの店があったらそこで昼飯でいいんじゃないか?」
「いいんじゃないすかね。」
てなわけで奥松島まで下道。途中矢本のショッピングセンターに寄ったり、空自松島基地の前を通ったり。

奥松島入り口で、神北さんは絶景に大喜びで写真を撮っている。大層お気に召した模様。
「この後どうしようか。」
「まだ日が暮れるまで時間あるし、奥松島一周してから決めません?」
「そうだな。」
てなわけで一周。
とある漁港では、釣り人ならば根性で行く崖下突堤で、神北さんが死にそうな顔して引き返してくる。
「片手はカメラでふさがってるし、突堤には時々大波がかぶるし。」

一周しても浜焼きの店は無い。
「どうしましょう。正直、一昨日の夜から魚がずっと続いてるんですが。」
「じゃ、仙台で牛タンにしよう。」
「いいですねえ。」
と、奥松島から高速で仙台に。

仙台港北インターを降りて、仙台駅裏の繁華街へ。目指すは仙台牛タン焼きの元祖「太助」。
近くのパーキングに入れて徒歩。通りから少し入った所で店を見つける。「食べる事に集中する為、読書等禁止」の張り紙など、頑固親父のラーメン店のような雰囲気。
早速牛タン定食。
炭火で焼いた牛タンに麦飯、テールスープにキャベツの漬物というのが定番か。脂が多く旨い。
ただ、この旨さなら必ずお代わりをするであろう神北さんが動かない。まあ、牛タン高騰してて追加で取ると結構高いからね。

店を出たところで、神北さんが言う。
「おいしかった?」
「はい。」
「ニセモノです。」
「なにィィィ?」
店名を見ると、『旨味 太助』とある。つまりは、開祖の息子だか弟子だかのノレン分けした店らしい。
路地をもう少し奥に入り、『味 太助』を見つける。こっちが今は亡き開祖の店。
もう一回牛タン定食。
焼き方はこっちのほうが焦げが多い。その分さっぱりしている。テールスープはマイルド。
店内には地元のAMラジオが流れ、家庭的な雰囲気。

心行くまで牛タン焼きを堪能し、仙台駅を出発したのが大体17時。国道4号を南下する。
途中、国道6号との分岐(電車で言うと東北線と常磐線の分岐)で渋滞したものの、順調に南下する。
「どこまで行く?米沢にいい温泉があるんだが。」
「とりあえず福島まで行ってから考えません? カーナビと宮城県の地図はあるんですが、福島県の地図が無いんですよ。」
「じゃ、目標は福島駅で。駅近くの本屋で、地図を手に入れよう。」
と、行きあたりばったりにチェックポイントが決まる。
「『萩の月モドキ評論家』としては萩の月を買わねばならんのじゃ』と言い残して神北さんが寝てしまったため、まっすぐ東北道を南下しながら専売店を探す。松島や仙台では結構見た店だが、なかなか見つからない。
仙台を出てしまうんじゃないかという最後のところで、『萩の月』『笹かまぼこ』『三色モナカ』の複合店が見つかった。
買い込んでついでに少し休憩。南下を続ける。

福島駅前に着いたのは21時ちょっと前。
郡山に向かうか米沢に向かうか、地図を見て決めようと本屋を探すが、東横インの看板を見て気力が萎える。

チェックインしてiMacを運び込み、一通りmixiなど確認してから下調べ。
「まっすぐ南下すると郡山。西に行くと米沢。南西には会津若松がありますね。」
「なに、会津若松?」
神北さんがひらめいたらしい。
「会津若松から裏道通って那須塩原に入り、ニュー塩原で風呂だけ入ってくるというのはどうだ?」
「面白い、乗った。」
てなわけで大体決まり。


翌20日朝、ホテルで出すおにぎりと味噌汁の朝食を取り、7時半ちょっと前に出発。
非常に順調に国道をひた走り、会津若松に着いたのが9時。コンビニで休憩。
ここでこの旅最大の危機に陥る。
トイレに紙が無い。
こんな古典的なトラップに引っかかるとは思わなかった。

何とかトラップを脱出し、山道をひた走る。
途中、谷にへばりつく様にある温泉地で、神北さんが写真を撮ったり。
福島と栃木の県境にある道の駅で少し休憩を取ったり。
懐かしのホテルニュー塩原に着いたのは11時。思っていたよりも早い。
入ってみると、大改装中の東館だけでなく、西館もちょこちょこ改装中。

風呂から上がって、スープ入り焼きそばの店、釜彦へ。
「スープ入れ焼きそばと焼きそばはどう違うんでしょう?」
「よし、試そう」
各自にスープ入れ焼きそば1人前づつと、焼きそばとスープとソースカツどんは半分づつ。
焼きそばは普通の焼きそば。

「このあとどうします?」
「莉緒ちゃんの顔見にいかね?」
「じゃ電話を。あ、電波届かない。」
「こっちも駄目だ。」
と東北道に向けて下山。アグリパル塩原から電話をして、行ける所まで下道で行こうと一般道を南下。
4号線に戻った時点で渋滞がひどく、矢板から東北道。
栃木の熊さんの家に着いたのは14時半ごろで、15時にはおいとましていた。
その後、順調に東北道を走り、浦和の神北さんのところに着いたのが16時半。

いやいや、時間以上に長い旅でございました。

みちのく下見旅

2005年09月23日 15時26分10秒 | お出かけ
 先週の9/17から20まで、ずんこん下見で松島行って帰ってきました。なんか書き方が変なのは追々。

 21時50分ごろ家を出て、中野で竹内さんを拾ったのが22時40分。浦和で神北さんを 拾ったのが23時20分ごろ。
 与野公園の馬車道で食事の後、0時少し過ぎに出て、岩槻から東北道をひた走る。
 途中、休憩を挟んだり、神北産に運転代わってもらったり、サービスエリアで見学内容について打ち合わせをしたり。
 18日朝5時には仙台港北ICを降りる。風呂で仮眠を取ろうにも開くのは8時だったので、その時間ならやっているであろう塩釜漁港の食堂へ。
 桟橋や市場をうろついて、海鮮丼。

 その後、和食ファミレスのドリンクバーで時間をつぶし、極楽湯、多賀城店へ。
 なんか色々入っているというお湯は、バスクリンに塩素を混ぜたような感じで、露天打たせ湯はペプシブルーより青かった。
 ここは部屋着は無く、休憩は食堂兼用なので、仮眠は出来ない。でも寝る。

 多賀城から塩釜あたりの店の存在を確認しつつ、下道で松島へ。
 塩釜までは順調に流れたものの、松島に近づくにつれ渋滞が激しくなっていく。道は狭く、ちょうど観光地に向かう時間帯なのだ。目的地のホテルは観光地中心部の向こうだし。

 やっとこさ目的地のホテル『壮観』の駐車場に車を入れ、昼食。
 壮観の裏側、というか北側は小さい漁港があるせいか、浜焼きの店が多く出ている。とは言え、朝も漁港だったので、何か別の物を…と思ったけど、結果的に寿司。

 13時、ホテルの担当の方と合流し、一通り下見。
 足りないのは場所・時間・電力。逆に酒場の運営は、楽。電波状態はよろしくない。

 15時ごろ一通りの下見と質疑応答を終えて、周辺散策。
 ホテル最寄は東北本線松島駅だが、観光地最寄は仙石線松島海岸。
 コンビニや商店街は、松島側。観光客向けの食事や土産物店は、松島海岸の側に多い。ちょっと北に行くとホームセンターや大規模薬局もある。
 松島海岸駅周辺は、道は狭く、町営駐車場は駅の裏山を登った離れた所にある。そのせいか、周辺住民が私営の駐車場をやっていたりする。逞しい。

 ホテル戻って風呂と飯。睡眠足りないせいか、結構早く寝てしまう。


 19日朝、中庭や近所の施設を見学の後、出発。病院が目の前というのは、心強い。騒音系のひどいことは出来ないけど。
 最寄のインターの渋滞を避け、奥松島から高速で石巻へ。
 11時半着。石巻駅近くに車を止め、駅前の003からマンガロードにずっと立っているキャラの等身大像を山ほど写真に撮りながら徒歩で石ノ森萬画館へ。
 12時の仕掛け時計を見てから、館内へ。駆け足で1時間。必見だけど2時間あれば十分な気もする。
 昼食とも思ったが、そんなに空腹でもない。竹内さんが13:54の電車で東京に戻るので、石巻駅で別れる。

つづく

いろいろ作りました。

2005年09月01日 01時59分22秒 | 日常
 先週末のシール企画打ち上げin牛丼タワー。
 なんかずっと料理作ってました。

 出した順におぼえている限り。

・青椒肉絲(チンジャオロース)

 生ピーマン3個と冷凍三色ピーマン2/3袋、たけのこ細切り水煮袋、豚肉切り落とし適量。

 肉に下味付けるの忘れて片栗粉まぶしただけで居たら、小崎さんが下味付けてくれた。
 全部油通ししてから、しょうが・にんにく・鶏がらスープ・醤油・豆板醤・塩で味付け。水溶き片栗粉で仕上げ。

 …一瞬で無くなった。
 少し塩が濃かったらしいが、まあ、夏で汗かいてやってきたところだし。


・水餃子

 ハナマサの冷凍水餃子1kgを茹でて、土鍋に鶏がらスープに醤油で味付けた汁を作り、餃子とネギみじん切り入れただけ。

 『卵入れて片栗でとろみ付けた方がいいねえ』なるほど。


・エビチリ

 剥きえびに片栗粉まぶして、油通し。ていうか衣?
 にんにく・ショウガ・ネギみじん切りと一緒に炒めて、鶏がらスープ・ケチャップ・豆板醤を入れ、水溶き片栗粉で仕上げ。

 それなりに食えると思っていたら、小崎さんに『海老の下味が悪い』と突っ込まれた。ぬぬう。やっぱ中華料理屋でバイトしてた人は舌が違う。
 そのあとで小崎さんは野菜炒めを出していた。

・いつものシチュー

 前回、しょっぱなに出したら、一瞬でなくなったので、今回は一通り鍋やすき焼きが終わってから出してみた。みつるんとまつりちゃん待ってたんだけど、結局来られなくなったので。
 今回は肉2.5キロ、トマトとドミグラスソースは800g缶。ワイン4本。バターと小麦粉で味をまとめ、S&Bのルーで風味を整える程度。
 途中で圧力鍋あけて突沸事故があったものの、何とか『牛肉の赤ワイン煮』と呼べるもので収まっていた模様。
 
 でも余った。そりゃ余るか。あのタイミングとあの量だと。
 同時に出たのは牛丼仮面の鯛の舟盛りだったしな。

 家に持って帰ったら、母親に『辛かったから砂糖入れたわよ。ボルシチになったわ』とかいうことに。ぬぬぅ。
 実は今夜もまだ食べている。


・鶏肉焼いた。

 鍋用の鶏肉と合鴨肉が余ってたんで、塩コショウして栗原さんが持ってきたガーリックバターで蒸し焼き。


 この辺で牛丼仮面の部屋に場所を移した。小崎さんは別の送別会に行っている。
 牛丼仮面の作っていた鳥の丸焼きは、間に合わなくて上の部屋に持ってきている。


・塩焼きそば。

 『焼きそば用の蒸麺を使ってしまわないといかん』と思ったので、作ってみた。
 準備をしてたところで、とんかつソースしか無いことに気づいて方針転換。

 余っていたキャベツ1/4個、冷凍3色ピーマンの残り、使わなかった冷凍中華野菜、豚肩塊から切り出した肉を炒める。
 『実は塩が足りないのです』とか言いながら塩・こしょうを探し出して振る。
 …牛丼さん、コショウの空き瓶にカレー粉入れるのは止めようよ。間違えたよ。
 麺を入れて炒め、やっと見つけた味塩こしょうを振り、鶏がらスープで味付け。

 結構評判よかったようです。


・海老ワンタン

 ハナマサの海老ワンタン1kgを水餃子の時より少し薄めの汁で煮て、卵4個とみじん切りネギ入れて水溶き片栗で仕上げ。

 そろそろみんな腹いっぱいの模様。でも食ってる。


・茹で豚。

 回鍋肉を作ろうと思ったが、さすがに食えんと止められたので、方針転換。だって肉の塊、茹でちゃったし。

 栗原さんに相談して、ポン酢で食べようとしたが、見つからなかったので酢醤油におろしショウガで。

 『脂身がうまい』そうだろうそうだろう。
 汎用性から肩肉を用意したんでいまいちだけど、バラ肉だったらもっと旨かったぞ。

・ゆで卵

 卵も余ってたので、ほとんど茹でるというカウボーイビバップ的暴挙に。
 14個。


 あー、俺の料理は、まるっきり我流だからねえ。
 中華は『泣きの今泉』こと今泉伸二の『炎の料理人周富徳』や、『鉄鍋のジャン!』『中華一番!』をベースに、1品当たり4・5回試しに作ってみて何とか食えるものになったものを作ってるだけだし。
 味付けも全部勘だから。修正も適当だし。あまりこせこせ味付け修正すると、あっち増やしこっち増やしで、一人分がいつの間にか大鍋いっぱいになってるしね。何度それを一人で全部食べたことか。
 どうしてもご飯のおかず仕様になるんで、味付け濃い目だし。

 今回の宴会、たけうちさんとかはSF大会について色々話してたけど、先週末からずんこんに対するモチベーションがなぜか下がっている。
 いやまあ、何かに逃避するように料理してたなあ。