塩坂研究所研究日誌

日々徒然なることを。脳からダダ漏れに。

幹事連戦

2005年05月31日 02時56分22秒 | 日常
というわけで。プチイベント「SEALSシミュレーション合宿」が終わりました。
詳細は神北さんやたけうちさんやふじさわさんが上げてくれるでしょう。たぶん。
…いや、私も書きますよ。たぶん。

今回は宿の手配その他を、幹事としてやったんで、ちょいと気疲れしました。
そんな準備の最中に、母親から。
「岐阜の郡上八幡奥地に親戚のお見舞いに行って、でも親戚のうちに泊まると何かとめんどくさいので、親戚には日帰りと見せかけて、岐阜の温泉で2日ほどのんびりしたい。
ついては、宿を探して計画を立てろ。」
とのお達し。

そんな他人の旅行の面倒まで見てられるかい。
私の甥、つまりあなたのお孫さんは、中学時代に「時刻表検定1級」に合格し、高校生の今では「旅行業務取扱主任者試験」にまで受かってしまった、それでいて「クロスシート車両を廃止したから」という他人には全く理解できない理由でJR東日本を敵視し、経路探索をさせると絶対に私鉄とバスしか使わない結果を強要し、家族全員のsuicaをikocaに変えさせる、周囲の全く見えていない鉄道バカじゃないですか。私が鉄オタに冷たいのは彼が原因ですよ、ドンブラコンとまねきねことヨッパライダーにはごめんなさい。彼に頼んだらいかがです?
「あの子がかかわると、一日中列車に乗せられそうで落ち着かないから嫌。電車で1駅の新幹線駅まで、バス2本乗り継ぎさせるし。」
なるほどごもっとも。

てなわけで、もう1回旅行計画を立てている。予定は6月中旬の平日。私は行かない。
そもそもあの辺の土地勘は、去年のSF大会や前の仕事で行った長良川温泉や岐阜大の岐阜市。多治見の核融合研。あとはノワール号の慣らし運転兼ねて親戚回りした郡上八幡から高山経由で下呂温泉に行くルートくらいしか解かりませんぜ。
「下呂温泉は一緒に行ったから、別の温泉にして。」
…がっでむ。

てなわけで、合宿の準備しつつ、あーでもないこーでもないと悩んでいたんですが。
合宿のお礼がてら、N旅のMさんに相談したら、
「1泊目はともかく、2泊目は奥飛騨温泉郷の平湯から、長野県の松本に抜ければいいんじゃない?」
とのアドバイス。
おお、さすが本職。
あとは、宿をざくざくプレゼンして、決まったところをMさん経由で予約して、新幹線と特急の切符とってバスは成り行き任せでおっけーだ。
今週中には、固めないと間に合わんのう。

不調

2005年05月30日 22時06分54秒 | コンピュータ
パソコンが。通信機と録画機。

録画機は冷却水減ったのを足したときに、チューブとポンプから空気を抜ききっていないだけだった。
それは別に良い。直ったから。

通信機がなんかもうわやくちゃ。
週末のシール演習に持って行ったんだけど、つなぎ直して動かしてたら時々止まる。
曲がりなりにも一晩動かしていたから、ハード的に振動ではやられてないはず。
向こうでインストールした、無線LAN上のip4100Rが見つからないのが何か問題なのかと思い、再起動して復元かけようと思ったら、画面だけ出なくなった。

夜勤の出勤時間で、そのまま出てきたので、夜勤明けたら帰っていろいろやろう。

強行軍

2005年05月22日 06時57分49秒 | お出かけ
それは、先週の金曜5月13日、仕事から帰った22時ごろに始まった。
母親「明日の朝9時までに新横浜の教室まで荷物運んで」
うんそれは前から聞いてる。
母親「で、簡単なのでいいから、教室用にPOP作って。今から原稿書くから。6枚くらい。」
……ちょっと待て。

とりあえず、食堂においてあるパソコンに、PIXUSをインストールし、部屋でイラレでPOP作ってネットワーク出力を試みる。
…プリンタが検出できない。後から考えるとファイヤーウォールの問題だとは思うが、あきらめて共有フォルダからプリンタ側で印刷する。今度は成功。
1枚作ってめんどくさくなって、2時ごろ寝てしまう。
5時ごろ目覚めて作業再開。さくっと終わって9時の教室に母親送って帰って仮眠。
目覚めて11時から歯医者。戻って仮眠。

15時ごろ目覚めて、慌てて駒八会へ。今回はあんまり吼えてない。店内は神田祭一日目終了の法被姿があふれてる。
ラストオーダーで締めて、神北夫妻と古市と京浜東北線で塩坂自宅へ。

ここで第一の誤算。
年1回、神田祭のときだけ、ラストオーダーが遅くなることをすっかり忘れてた。いや普通忘れるわ、そんなん。
横浜線終電乗り換えは間に合わないことに、気がついたのは多摩川渡ってから。

東神奈川から自宅までタクシー。近所のコンビニに3人置いて、車を取りに自宅へ。
再合流。出発したのが午前1時。2時半には沼津の万葉の湯に着いて、ひとっ風呂浴びて仮眠。

ここで第二の誤算。
あそこの仮眠室は個々のベッドに40チャンネルくらいのテレビ引いてるじゃん。
ついつい見ちゃうんだよ。アニメやってたのはフジテレビ系のなんかだけだったけど。
無理やり寝たのが4時ごろ。でも6時には目が覚めた。
「ハイスクール!奇面組」をついつい見てしまう。いまだに「うしろ指さされ組」の歌が脳から離れない。
7時に沼津を出発。8時前には聖地・田宮模型前に到着。まだ空いてる無料駐車場に入れる。

ここで第三の誤算。
8時までに着いて、駐車場でゆっくり響鬼さんを見ようと思ったら、静岡では7時半かららしい。
丁度エンドクレジットだった。

とりあえず。タミヤ・オープンハウスへ。
今回のメインと思われるのは1/16のラジコン戦車
いやなかなかイッちゃってる製品ですな。
動作に合わせてエンジン音が変化するわ、主砲を撃つと駐退するわ、機銃の音は出るわ。
サーボモーターを使わず、左右キャタピラと砲塔旋回・主砲上下・主砲駐退で、それぞれ別の普通のモーター5個で動いているところが実に男らしい設計です。
でも実演と説明をやってた社員が、「駐退機」と「同軸機銃」が分からなかったのはちょっと…。

その後、むらさきさんは1年分の面相筆を買い、神北さんは写真を撮りまくり、古市は復刻版ミニ四駆5台セットを買ってしまい、と、フル回転している。
なるほど、むらさきさんにとっては「現在進行形でプラモの道具屋」で、神北さんには「子供の頃からの軍事系模型屋」で、古市にとっては「ミニ四駆屋」なのだな。

上から降りて行って、2階のショールームで「兵隊人形改造・ピンキーストリート」で笑い、1階の金型部へ。
重量のある金型やNCフライスや放電加工機を運び込むため、1Fにその手のものが有る。いわばプラモの聖地。


バスで静岡ホビーショー本会場のツインメッセ静岡に移動
今回目に付いたのは、RC屋の作ったロボット。京商の他に2軒くらい。
各関節をサーボモーターにして、それで動作制御してる。1台で20個近くサーボモーターを使っている。これもまた男らしい。

モデラーズクラブ合同展示へ。巨大なムサイやヒューベリオンも良いが、潜水艦のシステムを自作している人が一番すごかった。
タンク注水して潜行し、タンクブローで浮上する。つまり本物の原理と同じ。

一通り見て、14時半に会場を後にし、沼津へ向かう。
神北さんに運転を代わってもらって、気がついたら富士川SAだった。
沼津港に着いたのは16時半。少し余裕があるので、水門の展望台に登る。
その後千本一で魚。今回はぶりアラ煮定食。やっぱ定食だと、気分的に多い。
沼津万葉の湯に12時間ぶりに戻り、ひとっ風呂浴びて仮眠。今度は地下仮設仮眠室…って、宴会場じゃん。他に人がいなくてテレビも無く、よく眠れる。
3時間睡眠の後、海老名で休憩挟みつつ池袋に古市を送り、そのままデニーズで飯。神北さんたちを浦和に送って朝の5時。帰り着いて7時。

いやあ、強行軍だった。今度からはもうちょっと考えないと。

グダグダなゴールデンウィーク。

2005年05月07日 01時26分29秒 | 日常
4月28日。
勤務終了後、懐かしの水道橋に直行。鋼鉄の巨人に参拝。

4月29日。
肉を買ってワインに漬け、笹本さんと神北さんたちと食事。終電は案の定乗り遅れ、ドンキホーテで買い物するため3駅分歩く。

4月30日。
夕方目覚めて肉を煮る。

5月1日。
惰眠をむさぼったり、積ん読のライトノベルを消化しようとしたり。

5月2日。
朝から仕事。勤務終了後、鋼鉄の巨人に参拝。『鉄子の旅』を一気読み。

5月3日。
大寝坊。SFセミナーの昼企画すっぽかし。竹内さんに怒られる。
まだ見てないというので勝木さんと竹内さん他と鋼鉄の巨人に参拝。
SFセミナーの合宿に参加。あそこの空気はなんか私には固い。

5月4日。
SFセミナー終了後、本郷から徒歩で秋葉原へ。道に少し迷う。
あの辺で確実に朝飯を食べられるところが、先月真相の秋葉原駅フードコートしか思いつかなかったから。
幕張のフリーマーケットで神北さんたちと合流。昼飯を食う。
どうも最近、食欲というか食べることそのものに関する関心が薄まっている。
メニュー決めに、『食べたことのある美味いもの』よりも『食べたことの無い美味そうなもの』を選びがちである。
だから『北海かにいくら丼』を食べることがわかっていても『千葉丼』を買ってしまう。

フリマ後、どこかで飯を食おうと移動。18時10分の50分後は19時だという事が気づかず、新宿パセラの予約に失敗。全員疲れている。
慣れ親しんだ秋葉原に移動。先月出来た電気街口北の居酒屋の詰まったビルの3階に。
場所はいいが店員がトンチキぞろい。

よく考えたら、誕生日だった。
店を選べば、ウエイトレス全員で歌を歌うとか、その手のイベントが出来たかも知れんのに。メイド喫茶とか。

5月5日。
大寝坊。コミティアをばっくれる。
夕方から母親の買い物に付き合う。その160センチの園芸支柱は軽自動車には縦にしか入りませんおかーさん。

5月6日。
寝坊。11時の歯医者を寝過ごす。あわてて予約変更の電話を入れる。
14時半から歯医者。
その後オートバックスでオイル交換。先月からゴミ分別がめんどくさくなったので、自分で交換はしない。コスト的に変わらないし。

リアシート用液晶モニタコーナーでやってた、デカレンジャー終盤を思いっきり見てしまう。しかしいーのか、録画をそのまんま流して。
ブックオフや100円ショップを回って帰宅。100円ショップの閉店セールって初めて見たよ。

罪悪感のシチュー

2005年05月02日 01時38分21秒 | 日常
こないだ書いたシチューの疑問点を解消するため、休みを使って実験しました。
『ハヤシライス・ルーを使わずに、味がまとまるか』です。
…いや、要は代わりに小麦粉をバターで炒めた物入れただけなんだけどね。

結論から言おう。
『目的は達成できたが、失敗。』
いや、味はいいんですよ。

今回、ハナマサで買ってきたのは、牛バラ肉でも塊じゃなくて角切りのもの。切るのめんどくさいから。なんとなく健康を考えて、脂身の少なそうなものを選択。
赤ワインは1本299円のスペイン産のもの。トマトは缶詰やめて、マッシュドトマトを1瓶。分量比で安かったし。
あと、ハウスのブーケガルニ。ハインツのドミグラスソースを1缶。

前回の反省に基き、先に肉の表面を焼いてしまう。
角切り肉の大きさを整え、塩コショウしてフライパンで焼き固め、ワインに漬けて24時間置く。
ブーケガルニとミルポワとローリエと一緒に、圧力鍋で煮る。
アクと脂をすくう。

にんじん・ジャガイモ・たまねぎを適当な大きさに切る。ジャガイモとにんじんが煮崩れしない様に、表面を掬った脂で揚げる。

ここで第1の失敗が起きた。
いつもなら掬った脂を冷やして水分と分離させ、さらに油を沸騰させて不純物を固めて取り除くという工程を踏む。
だが、一気にやってしまおうと、いきなり油をフライパンで沸騰させたのだ。
…そりゃあ油ハネるわなあ。
そこらじゅう油だらけ。冷えて固まってヘットだらけ。

気を取り直して、圧力鍋から寸胴に肉と煮汁を移すときに同時に漉してしまって、肉以外のミルポワの残骸を裏ごしして入れてしまう。裏ごしできないものは捨てる。
ドミグラスソースを1缶入れて、マッシュドトマトを1瓶入れる。
ここで第2の失敗。
ドミグラスソースに比べて、トマトの量が多すぎた。
慌ててもう1缶ドミグラスソースを買いに走る。
揚げた野菜とドミグラスソース追加分を入れて、たまねぎを残った油で炒めて入れる。
なんか残った油を全部吸っちゃって、油を取り除いた意味とか考える。

さて、とりあえず『味もコクも有るけどなんかボンヤリとしてまとまってない』味まで持ってきたので、ルーを作る。
バターを適当にフライパンで溶かし、小麦粉入れて混ぜる。
さあ困った。適切な分量がわからない。
とりあえず、カレールーくらいということで、大体見た目の体積がそんなもんになるまで混ぜる。これが失敗の3。
それを寸胴に放り込む。失敗の4。
…溶けないんだよ。ルーだけ固まって。
慌ててルーを掬ってフライパンに戻し、寸胴から液体だけ掬い取って入れてルーを伸ばす。味噌汁の要領ですな。
十分ルーが伸びたら、寸胴に流し込む。こんどは溶けた。

少し煮込むが、なんか固い。ルーの分量が多すぎたようです。
でも味はまとまったから良し。

さて、普段失敗作は可能な限り自分で食べるようにしてますが、取り除いたけどたまねぎと一緒に戻した脂や、ルーのためにたっぷり使ったバターのことを考えると、ちょっと食べることに二の足を踏んでしまいます。
題して、罪悪感のシチュー。

笹本祐一と飯を食う!

2005年05月01日 04時47分33秒 | SF
笹本祐一さんと飯食ってきました。いやマジでマジで。

上京する笹本さんが飯でも食おうというので、
神北さんにくっついて、藤澤さんと一緒に。
実はピンチヒッターだったという事は『今週のダブルブッキング王』竹内さんの名誉のために秘密だ。

とりあえず、会って取り乱さないように『血中ササモト度』を下げようと、新装版星のダンスを見においでを読むのはやめておく。
あ、でもこれイラストが鈴木雅久だから効果の程はどうかと。

いや、フレンチだったのだが、ホタテの火の通し方が絶品で。あんな美味いのは初めて食ったっすよ。
お値段もリーズナブルだし。


いや、いろいろ話したすよ。
「今年の春アニメで、毎週見るべきなのは『フタコイ・オルタナティブ』しか無いと思うのだがどうか!」
…いや、実際そうなんですが、思わず考えてしまって反応出来なかったっすよ。
「新装版で『星のダンス』と『裏山の宇宙船』が出るんで、『妖精作戦』も新装しようかと。イラスト駒都えーじで。」
「いやそれシャレになってないですから!」

その後、終電まで神北さん夫妻・笹本さん・藤澤さんと居酒屋トーク。
主にギョーカイについて。

そーいや、この二人は、『ジュブナイルSFのころからジャンルの柱となってきた小説家』と『最初に『ライトノベル』とジャンルに名前をつけた男』である。
「あの時『ライトノベル』という名前が付いていなかったら、今どういう風になっていたのかを見たい。」
とかそんな話をしてる。

「俺、全然他の作家のライトノベル読んで無いんだけど、誰のがお薦めかなあ?」
「他の人にだったら笹本祐一を薦めるんだが。」
…ゲラ?

とりあえず私は、『酢ファンタで笹本祐一を絶句させた男』になりました。