一人のお気楽生活

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やる気が出ない日と思い出した昔のこと(自慢話)

2023-04-16 16:15:16 | 日記

朝は6時に起きることができた。

今日は思ったより寒い。

ジッと家の中にいるからかなぁ

とにかく子供の頃からずっと寒いのが苦手。冬は冬眠したいほど。

昔大好きだった「赤毛のアン」シリーズの何巻目だっただろう。

「4月になって春が来た、と思ったのに、雪が降ったりしたら、急に頬をピシャリと平手打ちされたような気がする」という表現があったような気がする。

まったく同感 さすがに雪は降らないだろうけど。

というわけで起きた!はいいけど、そのあとはなんとなくぼんやりと過ごしている。

駄目だなぁ、これ。

iPadで、youtubeの朗読を流しっぱなしにしている。夏目漱石や宮沢賢治等の作品の朗読。

若いころにたくさん読んだつもりだけど、「こんな話だっけ?」とびっくりすることも屡々。

すっかり忘れているし、なんだか艶めかしい男女の話も多い。

私、10代から20代にかけてこんな色っぽい話を読んでた?・・・・一切覚えていない。

団体行動が苦手なので、集団で遠足や旅行に行くのは憂鬱だった。

1人で本を読んだり、文章を書くことを好んでいた。

そうそう、こんなことがあった。

中学を卒業して、長い春休み中。

どういうわけか生まれて初めて、男子と二人、国鉄に乗って映画を見に行った。

なんでそういうことになったのか覚えていない。

おそらく何人かで行くことになっていたんだろうけど、他の子たちはドタキャンしたのかもしれない。

田舎の学校なので、その男子とは幼稚園から知っている幼なじみ。なんの感情もなかったはず。それでも、初めての「デート」らしきシチュエーション、めちゃくちゃ緊張していたのを覚えている ← そんなかわいい時代もあった

見た映画は二本立て。2本とも、それよりも何年も前に公開されたものだと思う。私にとっては生まれて初めての映画館での映画鑑賞だったのではないかな・。

一本は「小さな恋のメロディ」トレーシーハイドがすごくかわいかった。

↑そうそう、これこれ これが本当にかわいくて~~~

もう一本は「卒業」

最後に教会から走り去る二人の様子が印象的だったけど、はっきり言って内容は覚えていない💦

それよりバックに流れていた「サウンド オブ サイレンス」が好きだった。

で、なんでこんな映画のことを書いているかというと、

春になって高校生活が始まって・・・ゴールデンウイークの頃、偶々買った雑誌セブンティーンで、「映画感想文」の募集があった。

私は初めて行った映画・・・それも男子と!!・・・ということもあって、「小さな恋のメロディ」がとても心に残っていたようだ。(今は最後のトロッコだったかな、それを二人で操作する場面がかすかに残っているだけだけど) それを400字詰原稿用紙数枚の感想文にして、応募してみた。

別に何も期待はしていなかった。全国版の雑誌が募集しているものなのだから、田舎者の私の文章が読まれるとも考えていなかった。だから、いつのまにか応募したことも忘れていた。

ところがそれから数か月後、私宛に現金封筒が届いた。中には2・3枚の1万円札が入っていた。

「これは何?」私も両親も戸惑った。差出人の「セブンティーン」の文字にもしかしたら・・・と思ったけど、それでもまだ信じられずにいた。

数日後、大きなトロフィーが届いた。

プレートに「映画感想文コンテスト2位」と書いてあった。

私の応募したものが2位になったようだった。

その後、必死になって、結果発表が載っているセブンティーンをさがしたが、見つけることはできなかった。その号は買っていなかったので友人に持ってない?と聞きまわったのだが、駄目だった。でも、私の文章が2位になったのは事実だったようだ。

それで、半年以上も経ってから男子と映画に行ったことが両親にばれてこっぴどく怒られた 賞金の何万円かはそれ以来見ることはなかったし、私がそのお金を使うこともなかった。

私の文章を全国的に有名な雑誌の編集の人が読んでくれたことが本当に嬉しかったので、お金のことは全く気にしなかったが、何年も経ってから、「あ、あのお金、どうしたのかな」とチラリと思った・・・

アハハ! youtubeの朗読から、作文の自慢話になってしまいました ごめんなさい。

ここまで、読んでくださって、ありがとうございましたm(__)m



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