吹く風ネット

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何か歌って下さい

2024年05月18日 | 日記

 二十代前半、高校の友人の結婚披露宴に呼ばれる。「何か歌ってくれ」と頼まれて歌ったのが、ヴィレッジ・シンガーズの『亜麻色の髪の乙女』だった。夫婦はその後離婚。
 その友人の再婚時、またしても歌ってくれと頼まれたが歌は却下。

 同じく二十代前半、高校の先輩の結婚披露宴。さとう宗幸の『青葉城恋唄』を歌う。
 歌っている途中に、「あの人はもういない」の歌詞に気づく。だが、途中でやめることは出来ない。結局「あの人はもういない」のところは、ゴニョゴニョでごまかす。先輩夫婦は、現在も仲のいい夫婦であります。

 二十代後半、会社の同僚の披露宴。前もって歌の依頼を受けていたので、カラオケではなく、ギターを持っていき、弾き語りをすることにした。吉田拓郎の『素直になれば』を歌う。数年後に離婚。素直になった結果だと思っている。

 三十歳になった頃、会社の同僚の披露宴。沢田研二の『君をのせて』を弾き語りで歌う。数年後に離婚。君を乗せることは出来なかったようた。

 高校の同級生の結婚披露宴。「ギター弾いて何か歌ってくれ」と頼まれて歌ったのが、吉田拓郎『今日までそして明日から』。結婚後すぐに別居。その後は知らん。

「ぼくが結婚式で歌った夫婦は、長続きしないことが多い。もしかしたら、他人の歌を歌ったからではないか?」と思い至り、以降はオリジナル曲を歌っている。その後別れた人はいない。


                      

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