真・スケさんの模型ブログ

サクッと楽しんで頂きたい模型gooブログ

第16回 1/3スケール「プレデター」

2024-04-30 12:24:00 | 模型
こんにちは!

今回はメーカーはちょっとわかりませんが「プレデター」の海外レジンキット。

「プレデター」。もう何回観たんだってくらい観た大好きなSF映画。
シュワ率いるマッチョレスキュー隊(レスキューなわりには前半は皆さん暴れまくりでしたが)VS宇宙のハンターというそれまでにないタイプの宇宙人。
シュワが泥を塗って橋の下にへばり付いてるシーンはプレデターはやく通りすぎてくれ~とハラハラしてましたよ。

さてキットですが、プレデターのガレージキットは数あれど、このサイズのプレデターガレージキットはなかなかないのではないのでしょうか。
65センチ1/3スケール(プレデターは2m以上ありそうなので3.5分の1くらいかな)
私の作ってきた模型の中でも最大級のレジンキットなのです。




頭、胴体、足首まではムクではなく中空成形なので(両腕はレジンのムク)大きさほど重くはないですが、それでも65センチの大きさ、そこそこの重さはあります。

20年以上前に大阪難波近くの輸入TOYやガレージキットのお店、アストロゾンビーズで購入。
未塗装パーツ状態で上半身だけショーケースに飾ってあってすごい存在感を放ってました。
恐る恐る値段を聞いたら意外に手が届くくらいの値段だった。(結婚前・彼女もいない状況で)

組み立ての際、パーツの接続には金属線が不可欠ですね。私は真鍮線を使用。
マスクの目の部分はスモークの塩ビ版を嵌め込んでます。


マスクの目のところが反射するのが一作目っぽい

大変だったのがネット。キットにネットは付いていたのですが、どうみても分量が少なく筒状でネット自体も太いし。



結局は釣具屋さんでネットを購入、本体に穴をドリルで開けては少しずつ切って差し込み瞬間接着剤でつけていきました。
腰布はパーツとしては何もなかったので合革を貼り付け自作。他にもコードや革紐を適当に。
塗装はMr.カラー。
画像によっては黄色っぽく写ってますが結構白っぽい肌にしています。

斑点はまだ入れてる途中ですが、先にネット着けちゃったから塗りにくくなってしまった…斑点の箇所にエアブラシでベースの色を吹いて…もうこのままかも。
上半身と下半身は真鍮線で差し込みにしているのでこんな風にオブジェ的な飾り方もできます。

このサイズのプレデターガレージキット、実はプレデター2も持っててそちらも製作状況は同じくらい。
またいずれ紹介したいと思います。


私の模型歴でも最大級のお二方。
これからもちょっとずつ製作しては眺める、を繰り返しつつ、いつか完全に完成…するといいな、と模型ライフを想像して楽しんでいくのであります。






第15回 真・スケさんファクトリー製「バイクヘルメット」

2024-04-27 22:14:00 | 模型


こんにちは。
さて今回は既存のキット製作ではなくオリジナル製作品です。
真・スケさんファクトリー製「マスコットぬいぐるみ用ヘルメット」です。

数年前、娘(&妻)がすみっコぐらしにはまっているころ、私のバイクの置物によくすみっコぐらしを乗せていたのですが…
バイクに乗るのであればヘルメットはかぶらないといかんだろ、と製作したのがコレ。




レトロなデザイン

快適な視界を確保

最近ではちいかわさんたちもご愛用。





うさぎ、いいね

材料はガシャポンのカプセルの上半分。
塗装はMr.カラー。

たまには模型で妻&娘が喜ぶこともしとかないとね。

第14回 mpc「エイリアン」

2024-04-21 21:24:00 | 模型
こんにちは。
今回は🇺🇸mpc「エイリアン」。
映画エイリアンにでてきた恐ろしい完全生物のプラモデルです。


エイリアンも続編がいろいろあり、形態が少しずつ違うのですが、このプラモデルは一作目にでてくるビッグチャップと呼ばれるタイプ。
頭に透明フード・中には頭蓋骨の組み合わせ。この一作目エイリアンは私的には格別なのです。(3のエイリアンも好きですが)


神秘性、機械と融合したかのようなディテール。
当時バイオメカノイドという言葉で表現されてましたが、まさにぴったりだと思います。

プラモデルは海外mpc製。
これもパッケージがサイコーによい( ´∀` )b
海外フィギュアプラモデルはだいたいベースやネームプレートが付いていたりするのですがこのキットは珍しくフィギュア単体のみ。
首や肩が可動する(回転するだけだけど)
のでアクションが売りなのかもしれませんね。
エイリアンの特徴、口の中の第二の口(舌?)が伸びます。
完全に収納はできませんが、エイリアンの特徴的なアクションを再現。


透明フードも再現されてますが、中の頭蓋骨がちょっとのっぺりしてるので裏にエポキシパテを盛り付けて眼孔や鼻腔を彫刻刀でほってます。

塗装はMr.カラー。エイリアンのカラーとしてはオーソドックスですが、
ブラックグレーメタリックとシルバーをエアブラシで吹いてモノトーンなギーガーの画集っぽくなるように。
襲われる側からみたエイリアンはこんな感じか。コワっ!

このエイリアンのプラモデル、過去に2回製作。10年前に娘が生まれた記念に当ブログ第4回の「ブリアレオス」と一緒に某雑誌の読者投稿欄に投稿して掲載されたんですよ。
嬉しかったなー(笑)


第13回 ルナモデルズ「時計じかけのオレンジ」

2024-04-16 20:10:00 | 模型

こんにちは。

今回は「時計じかけのオレンジ」からアレックスのレジンキット。

スケールは1/6。メーカーは🇺🇸ルナモデルズ。海外メーカーです。

大阪のガレージキットショップ「怪物屋」さんで購入。

怪物屋さん、約30年前に初めて訪れて、以来10年くらい前まで定期的にお店に行ってました。

海外製のガレージキットがゴロゴロあって、完成見本や完成品販売もしていたみたいでいつも店長さんが目の前で製作していて。

店舗も場所が変わるたびに地図をみながらバイクで探し回って行ってました。

店長さんは職人気質な感じを持ちながらもすごく気さくな感じで。常連でもない私が節分に店を訪れると海苔巻きをくれたり、缶コーヒーをくれたり(笑)。怪物屋さんの楽しい思い出はまたブログに書こうと思います。

さて「時計じかけのオレンジ」。映画は見たことない人でも何かアイコンは知ってる、ぐらい有名ですね。



映画は何回か(何度もか)見ましたが…内容は私的にはちょっとハチャメチャ過ぎて。絶賛!ではないのですが、音楽・映像・アレックス俳優マルコム・マクダウェルさんの怪演、どれも印象に残る、やっぱりこれは名作なのでしょう。

(ついでに原作小説読んで、サントラ買って、レアなフィギュアも持ってる!結局好きなのか!?)


キットの方は簡素な段ボール箱にパーツがゴンゴロリンと入っていていかにも海外ガレージキットって感じでした。ベースやオブジェ、悪いことする時用のマスクも付いています。



そのまま組み立て塗装はじっくり筆塗のみで仕上げました。白い服って難しいな、と思った作品。

昔読んだガレージキットのムック本に海外のイラストレーター兼原型師さん(デビッド・フィッシャーさんだったか)が白は白として塗らず必ず何らかの色をまぜると良い、みたいなことが書かれていたので、これもシャツやサスペンダなど素材をイメージしながら部位によってホワイト90%、イエローやブラウンを極少量足して塗ってます。あんまり分かりませんが…。

ベースは自宅状況に合わせてカットしちゃいました。

ベートーベンのオブジェがいい。

これ、断捨離でオークションに出して落札してもらったんですが後にまたオークションに出されてるのを見つけて。

その時の出品者さんの商品コメントに「おそらく(ガレージキットの)プロの方の製作作品だと思います」的なことが書かれていて。何か自分が趣味で作った模型がそんな風に言われたのがすごくうれしく思ったものです。

そんなこともありつつ、映画と合わせてアートと呼びたい、そんな「時計じかけのオレンジ」のガレージキットでした。


第12回 スクリーミン「ロケッティア」

2024-04-10 12:42:00 | 模型
こんにちは!
今回は🇺🇸スクリーミン製「ロケッティア」ソフビキット。


1/4スケールで前かがみ体勢ながら約35センチで大きい。
スクリーミン社のソフビキットはちょっとばかりおおざっぱな造形、肉厚なソフビ、そしてなによりビッグなサイズがいかにも(当時の)アメリカンガレージキットって感じでした。


ヘルメットのトサカ部分はボール紙だかプラスチックだかわからない素材。
ペラペラの黒いセロハンが入ってて、ヘルメットの目の部分はこれ使ってね!ってことなのか?


でも使わなかった。


ヘルメットを直接被らせることができるフィギュアキットって結構珍しくて楽しい。

映画はディズニー製作、続編もないので一作のみ。アクションと、ハラハラしないサスペンス。
悪役は007ジェームズボンドも演じたティモシー・ダルトンさん。
悪役としては何となく人が良さそうでパンチ不足ながらもこの映画にはマッチしている感じ。
最後の巨大飛行船爆沈シーンも主人公にやられる、というよりは自分だけ(気取った台詞吐いて)脱出して自爆(そのままか)も何か笑える。
最後はとてもハッピーエンドで私の好きな映画の一本です。

さて模型の製作は20年以上前からコツコツと。
一時はロケットノズルを発光するようにしていましたが今はただのディスプレイモデルです。
ロケットには幸運のガムを付けました。


ロケットノズルを発光させていたこともあった

ヘルメットはそのままだと素顔との脱着がキツく、塗装が剥げるので後ろで縦に切れ目をいれてます。
塗装はMr.カラーで。


私はバイクに乗るのでこんな革ジャン欲しいなー
モーゼル拳銃は持ってるけど劇中では一発も撃つことがなかったですね。
競馬のジョッキーみたいなパンツは実は未塗装、ソフビ素材のまま。
いい感じの色なんでこのままでもいいか、な。

ビッグでレトロなデザインがよい、スクリーミン社製「ロケッティア」でした。