高級なすしネタにウニがあり,個人的にも好きなネタですが,このネタほど時間の経過とともにおいしくなくなるのはないと思います.
新型ワクチンも現時点では希少価値があるのでいいですが,時間の問題で大量の在庫に変わってきます.
今回の患者さんに郵送で通知を出した人に電話で予約を入れていただく方式でワクチン外来をしましたが,40%程度の予約率と予想に反して患者さんからの予約は多くないと感じました.自分を含 . . . 本文を読む
先々週の長野市で内輪のHIVセミナーを行った際に話題に上がった1986年11月の「松本エイズパニック」同じ場所に暮らす場所に暮らす者として,当時何があったのか整理するために当時の新聞を当たってみました.
当時社会問題となっていた「じゃぱゆきさん」と呼ばれたフィリピンからの出稼ぎ女性の1人がエイズ感染であることが判明(当時はHIV感染と発症どちらもエイズで一括りになっている).彼女が主に松本のスナ . . . 本文を読む
インフルエンザ流行の影で,今年は例年12月に患者がピークとなる感染性胃腸炎(主にノロウイルス感染)があまり流行っていません.
これはインフルエンザの影響で「日本国民総手洗いキャンペーン」をしているからという説があります.
確かにサーベイランスを見ると他の接触感染が原因となる病原体の発症も減少しているように見えます.
手洗いによって飛沫感染が主体のインフルエンザをどれだけ押さえられるかははっきり数字 . . . 本文を読む
読書シリーズ第2弾
これもまたさっくり読める面白い本です.
前半は日頃の疑問を解決してくれるかもしれません.
後半はIDATENのプロの素顔がかいま見れてまたよしです.
IDATENのプロが答えるそこが知りたかった感染症
http://www.amazon.co.jp/IDATEN%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%AD%E3%81%8C%E7%AD%94%E3%81%88%E3 . . . 本文を読む
忘年会シーズンの12月に入って,頼まれ仕事も減ったので余裕を見つけて読書です.
大曲先生のいる静岡がんセンター(SCC)感染症科の本です.
感染症の専門家としていかにアプローチするか,
大曲先生がSCCに移られて実践してきた5年間が詰まっています.
医者でなくともICTでコンサルトに関わる皆さんには参考になる本です.
お奨めキーワードは「先生のお役にたつと思って」
早速,使っています.
他にも今日 . . . 本文を読む
日本環境感染学会の医療疫学トレーニングコースに行ってきました。
http://www.kankyokansen.org/new/090728_news_training.html
この忙しい時期に病院をあけることは心痛みますが(ゴメンナサイ)、
疫学についてはなかなかまとまって勉強できる機会が少なく、
また、学会で初めての試みということで参加しました。
座学だけでなく、グループワーキングでアウト . . . 本文を読む
少し早いですが来年のセミナーの紹介です.
一般演題の飯田市立病院は長野県1例,2例目を対応した病院で,演者の桜井さんとは長い感染制御仲間でいつも御世話になっています.
特別講演の堀先生は某有名ブログを毎日いんふぇくしょんされている方で,個人的に大ファンです(ミーハー).座長としてコラボできるので楽しみです.
トリの高橋先生は長野県が誇る世界の感染症医でしたが,今春より舞台を全国に移られてご活躍中で . . . 本文を読む