素晴らしき日々

一切の生命が幸せでありますように。

商品売買

2023年11月11日 | 自分の言葉で会計説明する
【売上原価】

一定期間に販売された商品の原価。
リンゴ一個を100円で仕入れ、120円で売った場合、100円が原価。

また、期首と期末に在庫がある場合は、各仕入時の個々の原価が(一般的には)違うため、下記の差額で出す。

売上原価 =
期首商品棚卸高
+当期商品仕入高
−期末商品棚卸高


当期商品仕入高】

総仕入高から、
仕入戻し
仕入値引
仕入割戻

などを控除した額。ただし、仕入割引は、時の経過により実質は利息扱いになるので、営業外損益項目として計上する。仕入からは控除されない。

【仕入割引】

買掛金を支払期日前に支払うことで、早く払った期間分を利息としてとらえ、その分を安くしてもらえること。

買掛金は借入みたいに返済義務だから、早く払ったほうが、もらうほうも助かるから。仕入割引してもらう側は、仕入からマイナスしないで、営業外収益に計上する。

【棚卸減耗損】

減耗費ということもある。

期末の棚卸商品在庫が、帳簿上は100個なのに、実地棚卸をしたら90個だったら、差額の10個が棚卸減耗損。

【正味売却価額】

売価から販売コストを引いた額。

売価150
販売費20
仕入100 の場合、

日焼けしてしまい、110円でしか売れなくなったら、110 - 20 =90円が正味売却価額。

90 - 100 =△10の商品評価損になる。


この記事についてブログを書く
« 人生の片をつけることと、と... | トップ | ハンバーガーをめぐる冒険 »

自分の言葉で会計説明する」カテゴリの最新記事