素晴らしき日々

一切の生命が幸せでありますように。

ハンバーガーをめぐる冒険

2023年11月12日 | 東京探索
ハンバーガーと聞いて、まっさきに浮かぶ言葉はジャンクフードである。これはもう強烈に刷り込まれているし、土井善晴先生ご推薦の頑張らなくていい一汁一菜と比べても、全く健康的には見えない。それでもなお、ハンバーガー屋さんに行きたいなと思う。

人口約7千人の私の地元には、ハンバーガー屋さんはなかった。コンビニも18歳までなかった。ゲームセンターもなかったし、スタバみたいなお洒落なカフェもなかった。だから、11歳年上の姉がある日「長岡のドムドムでハンバーガーを食べてきたよ」と言った時の衝撃といったらとんでもなかった。ドムドム?ハンバーガーって丸大ハンバーグみたいな?なんだか全然美味しそうに聞えない食べ物だな、と思っていた。そうしてるうちに学校でも、「ドムドムバーガーに行ってきた」という声をチラホラ聞くようになった。うーむ、ハンバーガーかあ。気になるなあ。でも長岡まではバスで45分かかる。

そして私は家で丸大ハンバーグをお湯で温め、食パンで挟んで食べてみた。「こ、これは、、、。まずくはないけど、ご飯と食べたい。」そして後にモスバーガーがライスバーガーを発売したとき、やっと時代が私の感性に追いついたと思ったものだった。

そうしているうちに、やれ、XXのハンバーガーにはネズミの肉が使われているだの、スーパーモデルは太らないようにハンバーガーなんか食べないんだとか、ハンバーガーに対するイメージが落ちていく。しかしである。だからこそ、本当に美味しいハンバーガーを食べたいと思うようなった。一体どこに、おお、これは美味しい!と感嘆できるハンバーガーがあるのだろう、と。

カールスジュニアは、大好きなコメディアンのJimmy O Yang(ジミーオウヤン)のお父さんが気に入っていた店ということで、日本にもあるなら行ってみたいと思っていた。食べ物にうるさいジミーのお父さんが褒めていた店なので、まず外れないだろうと思ったからだ。

お洒落な内装。お洒落な庭付き。晴れていたら外でも食べることができる。ドリンクはお代わり自由でのんびりできる。とっても大事なトイレのキレイさもばっちりだった。隣の席との間隔も広くて快適だった。感嘆できるバーガーかと問われるとそこまでではないが、とっても美味しかった。店員さんも皆丁寧な接客だった。

カールスジュニア、地元にもできるといいなあ。






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